「須崎の海」

須崎ダイビングセンターの海ログ&生活ログです
スローライフな生活スタイルと同じな
ログアップも気ままですいません。

11/29  今日の九十浜

2011-11-29 18:15:41 | インポート

今年も後、ひと月ほどですね。

秋から、段々冬めいて来た須崎。

Fuyu2

この九十浜の澄んだ潮色を目にすると、冬を感じます。

夏場には無い、水色です。

Aroe1

アロエの花も咲き始めました。

その他にも……。

Ta

昨日の田ノ浦。  良い感じです。

Fuyu1

風の穏やかな、冬場の朝に田ノ浦でよく見られる水煙。

まわりが徐々に冬らしくなってきました。

今日新たに、ダイビングセンターの住人が増えました。

知人が海老網に掛かったと連れてきました。

Tathu

赤が鮮やかなタツ。 ハナタツかと。

須崎のダイビングポイントでは、ほとんど確認できていません。

もちろん潜ることの出来ない漁場で、場所は白島という

須崎港を出て、すぐの場所です。

海の中で、ぜひに逢ってみたいですね。

この鮮やかな体色で、どんな場所に住んでいるのか?

さて、今日の九十浜。

風がナライ気味で表面が、少し揺れていましたが問題ありません。

なので、チョット覗きに……。

En

エントリー口もこのとおり。

Suna

砂地も、曇りだったので暗く感じますがまずまず。

透明度は15m。  水温は19.5℃

潜り始めてすぐに対面したのが……。

Img_5347

死んでしまっていたフグ。 マフグかな?

どうしたんだろう?  外傷はなし。 まさか食中毒?

次に逢えたのはシマウミスズメ。

Suzu

体の綺麗な青色線が特徴。

次もやはりフグ系な……。

Su

こちらは小さな幼魚です。  ハコフグかと。

このハコフグの仲間達。

九十浜では、このハコフグ、ミナミハコフグやウミスズメ。

シマウミスズメなどがよく見られます。まれにクロハコフグなんかも。

それぞれに成魚の時と幼魚の時とで、個性があり、すぐには判断しにくく

また、幼魚から成魚になる過程でも変化します。

ハコフグ系だけでもお腹一杯です。

Ishi

こちらは先日にもお目にかかったイシガキウミウシ。

また逢えました。

前回とほとんど同じ場所なので同じ固体かと。

あまり移動しないのか? それともよっぽど居心地が良いのか?

Mathu

こちらも前と同じ場所にいるマツカサウオ。

ここのところ、しばらく見かけます。

他には……。

Mukade

ムカデミノウミウシの赤ちゃん(たぶん)。

小さかったけど、綺麗でした。

Ki

最後はキイロウミウシ。

と、一回りして、逢えた順に紹介しました。

それと写真がありませんが、今日は中層を漂う魚が目立ちました。

イサキなどにくわえ、メジナやニザダイ、ブダイなど

普段は根回りで見ることの多い魚たちも。

そういえば潮の流れがありました。

風向きとは逆に沖へと出す流れでした。

いつもの九十浜ですが、様子はその時さまざまな九十浜でした。

追伸。

野菜の無人販売所。

ダイビングセンターと九十浜の途中にあります。

いつも、新鮮で美味しい野菜を楽しみに……。

Mu1

今日はお休みでした。   残念。

収穫するものが無いときや、出来ない時はお休み

不定休です。

でも、昨日……。

Kyabe2

キャベツを買いました。 いつでも一つ百円です。

そのキャベツを今朝食べようと取り出すと……

Kyabe

なんと、生きた青虫が出てきて、葉も虫食いです。

でも、なんか嬉しかったですね。

よく洗い、千切りにして喰いました。 旨かった。

「虫のついてる野菜は旨いんだ。」

昔、八百屋を営んでいた祖父の言葉を思い出しました。


11/25  いつもの九十浜。

2011-11-25 16:30:16 | インポート

今日も寒い朝となりました。

今朝も徒歩での海況チェック。

Tume

澄んだ空気の中、途中爪木崎の絶景。

今日も西よりの風の為、べた凪の九十浜。

なので、誘われるように九十浜へ……。

En

海が良い時のエントリー口です。

Teto

魚もたくさん見かけます。

Suna

砂地の方も良い状態です。

Ginn

コケギンポも気持ちよさそう。

Hage

カジメが枯れ落ち、はげ山状態の一の根。

こうなると、ウミウシも探しやすくなります。

「今日はどんなウミウシに逢えるか?」と探すと

Ishi1

いきなり逢えたのはこの子。

最初はミヤコウミウシかと。 でも青い斑点がありません。

図鑑によるとイシガキウミウシかと。

九十浜ではめずらしいです。

Ishi2

大きさは8cm程と大きめです。

図鑑にも「キモカワイイ」と書いてありましたが…。

Ishi3_2

よく見ると、けっこう綺麗です。

このイシガキウミウシを撮っているすぐそばで

キイロウミコチョウを発見。

Ki1

こっちが撮り終わるまで、見失わないようにマーキング。

プラスティック製の爪楊枝です。

Ki2

こちらは極小で2ミリほど。

でも、この鮮やかな黄色のおかげで、けっこう目立ちます。

Ki3

小さくとも優雅です。

続けて探していると、見たことない魚を発見。

Nani

と、思ったら違いました。 でも魚そっくりです。

そうしていると、目の前をひらひらと漂う海藻のような魚を発見です。

Buti2

ひらひら、チョロチョロと上手く取れません。

前にも遭遇しましたが諦めました。

でも、写真があれば何とかなると……。

Buti

うまく撮れないけど、ブチスズキベラの幼魚かと。

Fuu

こちらも、ちゃんとした写真が無く、上手く撮りたかった

フウライチョウチョウウオ。

次回リベンジ。

Aya

こちらは、かなり接近しても動じず、いつもアップを

撮らしてくれるアヤアナハゼ。

今日も楽しいお散歩でした。


11/23 段々にの九十浜。

2011-11-23 17:14:57 | インポート

今日も寒い朝となりました。

でも、この時期らしい朝です。

朝、だいたい同じ時間に日大さんの気象データをチェックしています。

20日の朝の気温が21.7℃、21日が12.1℃、22日が11.6℃

そして今日が10.4℃でした。

少しずつ寒い朝となっていますが、天気は良いですね。

Sima_2

須崎から見える伊豆七島もくっきりです。

そんな景色を眺めながら、まったりしていると電話がなります。

漁師さんから「また、網が起きねぇ~から潜ってくれ。」

起きないとは、何かに掛かって上がってこないこと。

Ami1

回収作業開始。

Ami2

端から手繰って、岩に掛かっている部分を外します。

Ami3

外し終え、引き上げられて作業終了。  お疲れさん。

そして、タンクを付け替え、そのまま九十浜へ。

風は西よりですが、ほとんどありません。

En

水色はチョット白っぽいものの、問題ありません。

透明度は15m位。   水温は21℃前後。

Ku

いつもの九十浜です。

Gon

いつも、団体さんのゴンズイ達や。

Kawa

アップのカワハギさん。

それと、今日もウミウシ探しです。

見つけた順にご紹介しますと、まずは……。

Shiro1

シロミノウミウシかと。

最初は何かわかりませんでした。

Shiro2_2

ちょっと刺激すると、ミノウミウシらしくなりました。

ツノワミノウミウシとは、触角の形と色が違いますね。

その触角を前後に動かしながら動いてました。

それと、最近見た目の大きさに自身がなくなり、今日は

定規を持参しました。

いつも、米粒大だとか、1cm以下だとかと表現してきましたが

これなら、一目瞭然です。 約6mmほどですね。

Aki

次はサキシマミノウミウシ。

凛々しいお顔をと、思ってずっと待っていましたが

お食事中なのか、とうとう藻から顔を出しませんでした。 残念。

他にも数固体確認できました。

Kotohime

これは、かなり小さくうまく撮れませんでした。

コトヒメウミウシかと。 大きさを測ろうと定規を置くと……。

定規がズレて、ウミウシと接触。その弾みでウミウシも飛んでしまいました。

ウミウシさん。  ごめんなさい。

Konoha

最後にコノハミドリガイ。

これからの季節に良く見られるでしょう。

このぼかした様な模様が大好きです。

Ko1

大きさは15mmほどです。

段々、段々にウミウシも増えてきたような気がする九十浜でした。


復活の九十浜

2011-11-21 18:11:28 | インポート

荒天の週末でした。

土曜日は大雨。でも、九十浜はベタ凪で青かったです。

そして昨日の日曜日。雨の影響とうねりが入り、透明度5m。

たくさんの方が潜りに来て頂きましたが、あまりいいコンディション

ではありませんでした。

もっと良い九十浜を見ていただきたかったけど、これも自然です。

仕方ありませんね。

そして今日は……。

Ku1

うねりも治まり、青い海復活です。

昨日こうだったら良かったのに……。  残念です。

In

インサイド方面も良い感じです。

En

いつものエントリー口も復活です。

Mure

いつもの場所に、いつもの群れも戻りました。

Kan

看板とも、久しぶりの再会です。

Ao

青く、明るくて気持ちいい。

透明度は20mは見えてますね。  水温は21℃台。

生物は?  魚は?

すぐに逢えたのは、見慣れない魚です。

Nani

ハギ系の魚です。  なんですかねぇ?

写真悪すぎで判りません。  次回リベンジ。

Mathu

こちらは綺麗なマツカサウオ。

まだ小さく幼魚ですね。

他は。

Yosuji

ウミウシを撮っているときに、近寄ってきたヨスジフエダイ。

Kare

旺盛に生えていた海草も枯れはじめました。

となると、ウミウシが見つけ易くなります。

今日見つけたのは……。

Ki1

久しぶりです。  九十浜の宝石 キイロウミコチョウ

これからの冬場に良くまられますが、今シーズン初確認です。

それと。

Ki2

キイロウミコチョウが隙間に入ってしまったんで

再び現れてくれるのを待ってる間に、カメラをその場に

置いて、他のウミウシを探します。時間を有効に使います。

そして見つけたのが……。

Umi1

このウミウシです。 こちらも宝石のようです。

先ほどのキイロウミコチョウも米粒ほどと、小さかった

ですが、この子はその半分ぐらいと極小です。

何でしょう? ミカドウミウシでしょうか? よく判りません。

明日からも、しばらく良い海続きそうです。

また、探しに行きましょう。

明日は何が見つかるやら……。  楽しみです。

追伸。

先日、山方面の友人が「筍喰うか?」と。

「筍って、今時?」と問い返すと。

Img_5124

本当に筍でした。

もちろん地面の中で見てもわかりません。

根の生えている場所を正確に知っていて、そこを

足でなぞるように踏んで、微妙な盛り上がりを感知します。

神業です。 生でもおいしい筍です。

この「猪みたいな方」のおかげで、今時しゃきしゃきの

筍をいただけました。

また、先日のブログで紹介したアオウミガメですが。

Img_5115

実は九十浜の一画に埋葬されてます。

Img_5116

時が経ち、白骨化したころまた水族館の飼育員

が掘り返して、色々と再度調べたりします。

みんな、自然の為に努力してますね。

ただのカメの死を無駄にしません。

ちなみにカメを埋葬したのは休日出勤した

市役所の職員の方々でした。おつかれさんです。


11/14  期待して……。

2011-11-14 18:09:43 | インポート

昨日は………。

Img_5049

センター休んで、とあるパーティーに出席していました。

せっかく「須崎へ…。」とお問い合わせいただきました方には

ご迷惑をおかけいたしました。 ごめんなさい。

Img_5050

Img_5051

Img_5052

料理もたくさんありました。

Img_5054

太鼓など、余興も盛大でした。

Img_5059

万歳三唱して、無事終了です。

須崎を楽しみにと、来て頂ける方を、お断りしてまで

と思うと、いまひとつ納得できませんが、こういったパティーに

出るのも、世間さまからいただいている、お役目だと思って

いるしかありませんね。

さて、今日の須崎。

予報では北東の風廻りから、やっと抜け出して、南西の風

の予報。   

でした。  期待していました。 しかし……。

止むどころか、朝から10m近く吹いてます。

憎っくきナライの風です。

期待していた九十浜ではなく、田ノ浦へ……。

Amamo

アマモ畑も増殖中?  期待しましょう!

Ama

天気が良く、光が入り、透明度が良ければ

さらに広がるこの景色……。

今日は天気は良かったんですが、若干のうねりのせいで

透明度は5m程でした。水温は22℃でした。

透明度は次回また期待しましょう!

さて、生物は……。

Umi

エントリーしてすぐ、接近遭遇したウミスズメや。

Hoya

こんなホヤの仲間も綺麗です。

で。今日のダイビングのほとんどの時間を費やしたのが

この子を発見してのバトルです。

Sa1

小さな岩の隙間からチラチラと………。

何だろう?

泥っぽい砂の多いところだったので、すぐその泥が

舞い上がってしまい撮影を中断します。

Sa2

やっと撮れた!と思ったらこんな縦位置だったりと

悪戦苦闘です。

Sa3

かなり粘りましたが、結局まともに撮れませんでした。  残念。

この写真からサザナミヤッコの幼魚の可能性が確認できました。

他には……。

Konoha

田ノ浦では久しぶりのコノハミドリガイ。

まるで意図的に化粧でもしたようにぼかした白い点が

綺麗ですね。 何か意味でもあるのでしょうか?

Kamenoko

カメノコフエシラガイ。

この子もほとんど同じ場所でした。

背中の泥を落として撮るともっと綺麗でしょうね。

潜る前の思いはさまざま。

でも。潜ってしまえば、楽しい海の中。田ノ浦でした。

明日に期待しましょう!

明日を楽しみに今を過ごせる。

これも海の魅力ですね。