「須崎の海」

須崎ダイビングセンターの海ログ&生活ログです
スローライフな生活スタイルと同じな
ログアップも気ままですいません。

7/27 久々の……。

2012-07-27 17:56:34 | インポート

ここの所は夏真っ盛りの須崎です。

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連日、シュノーケリングや体験ダイビングでと

須崎の海を楽しみにたくさんのお客さまにきていただいています。

嬉しいかぎりです。

先日の私と恵比寿島の駐車場係りの元漁師さんとの会話。

海を見る前に尋ねます。

私「今日の潮はどうだろう?」

元漁師さん「早ぇえよ!マショウがこくってるよ。」

私「そう。」

この短い会話でその時の恵比寿島の海の状態が判り、どこから

エントリーするかすぐに判ります。

その会話を聞いていたゲストの方が興味深げに…。

「今、なんて言ったんですか?どういう意味ですか?」と

全て理解してもらうように説明するには、多くの時間がかかりますので

掻い摘んで説明しました。

すると、そのゲストさんが地元の子供達を見つけて

「地元の子供達は毎日こうなんですか?たくましいですね」と

私は「そうなんですよ。夏休みの地元の子供達は海が忙しくて

宿題なんてやってる暇はないんですよ。」

「なので都会の子供に学力はかないません。」と

なんて会話をしながら楽しい海をご案内してましたが

今日は午前中はなぜかノーゲストでした。

それならば、限られた時間でひと潜りをたくらんでおりました。

先日、目撃例があった大きなタツの正体を突き止めようと……。

タカクラタツ?なのかオオミウマか?

準備していると、まるで時間が空いたのがバレたみたいに

携帯が鳴り、「舵の金具を港に落としたので潜ってくれ」とか

「昨日、〇〇で竿を海の中に落としたので探してくれ」などの

依頼が相次ぎ、九十浜での観察ダイブは断念。  作業ダイブです。

なので久々の作業ダイブで15mより深い所へ……。

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小ボートに乗ってその場所へ…。

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エントリーしてすぐに竿は見つかりました。

でも、少し廻りを周遊。

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安全停止を含めて約20分のダイブ。

久々の15m以深で潮が体に浸み込むような感じでした。

明日からまた、体験にシュノーケリングにと頑張ります。

須崎の海を満喫していただくために。

追伸

先日の火曜日にテレビ収録に呼ばれて参加してきました。

とは言っても……。

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下田でしか見られない有線放送です。

でも、下田市長さんとの須崎の観光についての

一時間の座談会です。

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お集まりになったのは市長や須崎区長や須崎選出の

市会議員さんなどの方々です。

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いただいた市長さんの名刺です。

こんなお偉いさんを前に何を話したら良いのかと……。

自分は須崎の海の中の事しか判りません。

なのでその事を少しだけ、お話させていただきました。

放送日は今日だそうです。


7/19 続々と……。

2012-07-19 17:45:22 | インポート

暑い、暑い、暑い一日でした。

今日も恵比寿島でシュノーケリング。

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最初は怖々でしたが、馴れたころにはご家族で

楽しんでいただいた様子でした。

しかし、ここのところ海の様子があまり良くありません。

今日の九十浜は透明度5m~8m。水温は18℃と

透明度はともかく、この時期としては水温が低すぎます。

もうちょっと水温上がってほしいものです。

しかし、情報によりますと南伊豆の海は水温13℃とか。

渡船の親方に海の様子を聞いたところ……。

私「横根あたりの海はどう?」

親方「水温は17℃だけど、どぶった!」

横根は神子元島のすぐ隣の渡り根です。

「どぶった」とはドブのように濁った様子のことです。

これから下田の海を楽しみに、体験ダイビングやシュノーケリング

に来てくれるゲストのためにも、良い海になってほしいものです。

さてさて、続々と須崎の港にもボートが集まります。

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格好いいクルーザーたちが続々と……。

明日から3日間かじき釣り大会が開催されます。

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須崎の船も参加します。

みんな漁船タイプですが格好良さでは負けてません。

3日間の釣果が楽しみですね。

追伸

友人の漁師さんから貝をもらいました。

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たくさんです。

ひとつ、ひとつは……。

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こんな感じです。

最初にに見た時はイモガイかと思いました。

猛毒のアンボイナかと……。

須崎では皆がベイ、ベイと言っています。

世間的にはマガキガイと言う食用貝。

ネットで調べたら、高知ではチャンバラ貝と言うそうです。

塩茹でして食べると、バカ旨です。

シンちゃん。いつもありがとう。


7/16  フードベストが大活躍!

2012-07-16 17:37:03 | インポート

さてさて連休の到来と共に、いきなりのシーズンインとなりました。

連休の週末前は作業、作業でした。

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汚れていた九十浜の看板も……。

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きれいなものに差し替えたり……。

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依頼されていた工事の水中作業したり…。

これは須崎にある日本大学生物資源科学部の研究施設に

海水を取り込むピットです。

その取水ポンプの取替えです。

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この狭い取水ピットに入り込み

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ライトで照らしてもこんな感じ(手前にあるボルトネジ

を手探りで付け替えます)の海の中で作業してました。

一日中です。

さてさてその週末を迎える前日の金曜日に須崎の海に

異変が起きました。

前日の木曜日には21℃台だった水温が金曜日にはなんと

16℃台になっていました。冷え冷えです。

そして迎えた連休初日の土曜日。

冷え冷えの海での体験ダイビングやファンダイビングで

一気にシーズンインです。

そこで大活躍したのがフード付きベストです。

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普段、使ったことの無いモジモジ君でしたが。

その保温性に……。

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皆さん感心しきりで、16℃台の水温でも、楽しく

過ごすことができました。

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連休の最終日の今日。

やっと快晴な一日となった須崎。

水温も18℃台にちょっとアップです。

明日からも良い海が続きますように………。


7/11 またしても珍客来々

2012-07-11 18:02:49 | インポート

今日は日差しも強く、暑かった須崎。

今日は潜らず、陸上業務と大工仕事な一日でした。

棚を作ろうと、汗だくな大工仕事をしていると

渡船の親方がやってきて……。

「ものすげぇ~ちっちぇえ魚すくったんだけど、これなにかなぁ~?」

バケツを覗いてみると……。

Baketu

ん? なんだ? はねはえてる? ホウボウ?

体長は2cmくらい。

Baketud

いえいえ  トビウオの幼魚です。

港の中ですくったそうです。

バケツの中だと上からの写真しか撮れないので

ビンに移し替えて姿を観察すると……。

Binbure

写真撮るのが難しい。 ピントがなかなか合いません。

でも…。  少しずつ……。

Medake

目だけにピンが合いました。

そしてやっと、まぐれな一枚。

Pin

トビウオは幼魚の頃は面白い、綺麗な体色してるんですね。

須崎では普通に見られる魚でも幼魚をじっくり観察できるのは

珍しい事です。

Amime

一緒にすくわれたアミメハギもバッチリ。

水槽に入れてまた明日も観察しよう……。

そうは行きません。

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水槽にはこいつが待ち構えてます。

秒殺で喰われてしまいます。120%自信あります。

ハナオコゼ餌にするわけにはいきません。

撮り終えて、アミメハギと一緒にまた、港の中へリリース。

大きくなって水面を飛ぶ姿をみせてね。

Omo

こんな写真も お気に入りになる

思いがけない トビウイ観察でした。


7/9 九十浜でカメを拾う?

2012-07-09 17:44:16 | インポート

今日の須崎は風も弱く、良い凪の一日でした。

しかし、今日は須崎の海を潜る事は無く、下田の港

まで出かけて作業してました。

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汽水域のモヤモヤでピントが合いません。

写真がボケボケで判りづらいと思いますが、

船のスクリューシャフトにシートみたいものが巻きついてます。

取り除き、船底を点検して5分で作業終了。

今日依頼があったこの船、実は東北の被災地から来て

下田をベースに金目鯛漁を行っている船です。

そして今日、東北に向けて出発しようとしていたそうです。

東北の海では、これからカジキ漁のシーズンを迎えるそうです。

それに向けて、いったん東北に戻るそうですが、放射能の影響で

漁が出来るかどうかは、まだ判らないそうです。

まだ、まだ大変ですね。 帰りの海、気をつけてくださいね。

さて、先週末は……。

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シュノーケリングや……

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体験ダイビングなどで、忙しく過ぎていきました。

夏本番がスタートですね。

そんな昨日の出来事。

九十浜での体験ダイビングを終え、センターに戻ろうとしていると……。

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九十浜の上、グリーンエリア駐車場の脇のこの場所で…。

カメを発見。

一生懸命に舗装道路の上を走ってました。

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保護したのは、淡水に住むミドリガメ。

でも?何で?ここに?

見つけたクリーンエリアは海抜70以上の場所で

須崎半島で一番高い場所です。

しかも、周りにミドリガメの住みそうな川や湖、沼などはありません。

おそらく、捨てられたか、ペットして飼われていたのが逃げ出したかの

どちらかだと思います。

しかしこのまま放置しても、ミドリガメが生きていける場所ではないので

保護しました。

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ミドリガメの飼育方法が判らずネットで調べたら

専用の配合飼料が無難だとか。

これからペットショップに買いに行きます。

追伸。

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こちらはすっかりアイドルな水槽のハナオコゼ。

少しメタボ気味。基本生きた魚しかたべません。

毎日のようにSダイビングK氏が小魚を捕まえてきて

水槽に入れ、捕食シーンを楽しんでます。

mさん餌やりは2日に一度にしましょう。