富士山の裾野市商工会公式ブログ

HPリニューアルいたしました! http://www.susonoshi-sci.com/

米デル、非上場化を発表 

2013年02月13日 00時01分32秒 | 管理人の独り言

  一昔前、会社企業経営者は「会社を上場するのが夢・・・」「それが一流の証・・・」といわれた企業の上場ですが、ここに来て大幅に考え方が変わりそうです。そのキーポイントが「即応性=スピード」といわれていますが、当然上場企業であれば予算決算は株主総会の同意を得なければなりません、その時間さえないほど世の中の変化は著しいものです。パソコンアッセンブリーメーカーとしては世界最大のデルの選択は当然の事と思えます。

因みにわが事業所のパソコンもほとんどデル製であります、何が良いかというと日本メーカーのようなゴチャゴチャした「到底使わないだろう」と思うソフトがプリインストールされていない事と注文生産(BTO)が一台からできることでしょうか、たった5人のスタッフに20数台のデル、人件費との関係では・・・

(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057) 

産経新聞web配信 ~米コンピューター大手デルは5日、マイケル・デル最高経営責任者(CEO)が投資会社と組んで約244億ドル(約2兆2700億円)を投じてデル株式を一般株主から買い取り、非上場会社になると発表した。パソコン事業が不振の同社は、創業者のデル氏主導で構造改革を急ぐ。デル氏と米投資会社シルバーレイク・パートナーズが、1月11日時点の終値に25%上乗せした1株当たり13.65ドルでデル株を買い取る。7月末までの手続き完了を目指し、デルはナスダック市場の上場を取りやめ、現在14%の株式を保有するデル氏が過半数を握る見通し。買い取り資金のうち20億ドルは米マイクロソフト(MS)が融資する。デルは1984年にデル氏が創業したが、パソコン販売が他社との競争やタブレット端末に押されて低迷。利益率の高い法人事業を強化しているが、非上場化で市場の圧力をかわし、意思決定を迅速化する。

DELL~テキサス大学の学生であったマイケル・デルが、1984年にパソコン保守を行う会社として創業した。IBM PC互換機は部品レベルで規格化され誰もがパソコンを製造できたことを利用し、パソコンの製造販売に乗り出す。ゲートウェイ2000(現ゲートウェイ)と並んで中間業者を排し、在庫を持たない注文生産(BTO)の直販スタイル(ダイレクト・モデル)が特徴。最新のスペックのパソコンをはじめ製品を安価に提供し、且つ希望通りのスペックのパソコンを購入できる(店頭では、その場で持ち帰ることのできるモデルも用意されている)。現在、世界でトップクラスの販売台数を誇る。パソコン以外にも、サーバやストレージも扱う。なお、日本ではデル・リアルサイトと呼ばれる直営店やビックカメラ系列店を主とする一部の家電量販店でも、パソコンの受注販売を行っている。

代表者 マイケル・デル(会長兼CEO)
資本金 8,917 Million US$(2012年2月3日時点)
発行済株式総数 1,762,044,563 株(2012年3月7日時点)
売上高 62,071 Million US$(2012年1月期)
営業利益 4,431 Million US$(2012年1月期)
純利益 3,492 Million US$(2012年1月期)