どろどろオシッコ

スージーベロは勤務先と自宅が近いので、毎日お昼休みに帰宅しています。
そんなワケで、お昼休みはとても忙しく、座って昼食を摂れないこともあります。

お昼の主な活動は、白猫キヨシに運動させることです。
キヨシは普段、動きが少ない猫なので、階段を何往復かしてもらい、お水を沢山飲ませ、ドライフードを１５ｇ程与えています。
するとウンコやオシッコを必ずします。
体を動かすと腸の動きが活発になるのでしょうね。
キヨシも私の帰宅を楽しみに待ってくれているようです。
可愛いな～、キヨシは。

そんなキヨシが昼休みに変なオシッコをしました。
黄色くてドロドロとしたゼリー状のオシッコです。
オシッコの終盤にそうなりました。
キヨシ自身は食欲・元気共にありましたので、取敢えず仕事に戻り、夕方帰宅後に動物病院に連れて行きました。

今日のキヨシの担当は院長先生でした。
ドロドロオシッコについては、１回だけなら検査（検尿）しなくてもいいと言われましたが、ともかく心配なので検査をお願いしました。
結果、血液反応はプラスマイナス０で治療が必要なレベルの膀胱炎ではないとのこと。
悪い菌や結晶も見られず、ドロドロは白血球では？！との説明でした。
以前の膀胱炎の“カス”が出たのかもしれないとのこと・・・。
よって、抗生剤の処方はありませんでした。

実際、その後３回の排尿を確認していますが、ドロドロオシッコは出ていません。
頻尿な様子も全然ありませんし、杞憂だったということでしょうか。
一先ず経過観察と言うことになりました。（安心はできません。）

それから、今日は院長先生からエリスロポエチン（造血ホルモン剤）投与についてお話しがありました。
エリスロポエチンは病院の方針でＰＣＶが２０％以下になったら投与という説明を受けていましたが、キヨシの場合、もう投与を始めた方がいいでしょうと言われました。
今なら週１回の投与でいいけれど、２０％を切ると週３回の投与が必要になるとのことでした。
私も全身の状態が悪化しない内にエリスロポエチンを始めたいと考えていたので、嬉しい前向きなご提案でした。
よって土曜日から貧血の治療が始まります。

エリスロポエチンはヒトエリスロポエチン製剤を使います。
保険適用のない動物には高価な薬です。
でも、キヨシには効果覿面だったので、躊躇せずにお願いしています。
今回も、薬による抗体ができることなく効いてくれるとありがたいのですが・・・。

今日の写真は診察室内でのキヨシです。
血液検査の結果を待っている時で、キヨシはお家に帰りたくてキャリーケースに入ろうとしている図です。
キヨシ、お疲れ様！！！