@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
アンチエイジング、愛猫、ガーデニングを語りたい!

こんなボクです

2011-04-24 23:40:25 | 白猫オッドアイキヨシ
毎日綱渡りをしているような気持ちで白猫キヨシと暮らしています。
でも、キヨシは私の笑顔が分かります。
なのでキヨシには努めて明るく、優しく、不安を見せずに接するよう心掛けています。


最近、拙ブログのアクセス数がとても多いので、今日はキヨシのことを改めて記してみます。

約三年前、傷だらけでお腹を空かし、キヨシは彷徨っていました。
外猫(←元隣家の飼い猫:白長毛猫わたみやメレンゲくんなど)たちが食餌を終えて去った後、こっそりやって来て、空になった器をいつまでもペロペロ舐めていたキヨシ・・・。
器にドライフードを入れてあげると、もの凄い勢いで食べていました。
白猫なので全身の傷が目立ち、痛々しい姿でした。
その後、数日でキヨシを保護することができました。
キヨシは自分から「助けてください!」と言って来たように思います。
キヨシと私は縁が深かったのでしょね・・・。

キヨシは元隣家(サカタ)で生まれ、行方不明になった白猫オッドアイの子猫だと確信しています。
あまりの可愛さに、赤ちゃん猫の頃、私はキヨシを抱き上げたことがあります。
オッドアイの猫を実際に見たのは初めてでした。
行方不明になってから、サカタの奥さんに訊ねたのですが、無責任な言葉しか返ってきませんでした。

それからキヨシは一時期誰かに飼われていたと思われます。
保護直後に去勢手術とケガの治療をお願いした動物病院の先生も、そうおっしゃっていました。
人間に慣れており、直ぐに私に懐いてくれました。

しかし、私の家族はキヨシを飼うことはずーっと認めてくれず、また先住の黒猫Qちゃんや三毛猫みみこにも拒否されて居場所はケージの中にしかありませんでした。
キヨシは保護されてから約半年間、一日の大半を二段ケージで暮らしていました。
酷い外耳炎と結膜炎、肝臓も悪く、療養生活を頑張ったというところでしょうか。
それでも部屋を仕切って開放時間を作ると、キヨシは徐々に家猫化していきました。

Qちゃんが亡くなってから、二階で暮らしていたみみこは一階に、キヨシは二階に居場所を得ました。
賢く思慮深かったQちゃんは、キヨシのために居場所を譲ってくれたのかもしれません。
家族は相変わらずキヨシを飼うことに反対していましたが、私にはキヨシはもう家族でした。

キヨシと一緒に寝起きするようになってから、キヨシの魅力はフルパワーになり、私は益々キヨシが好きになりました。
キヨシも二階での生活を満喫し、楽しくのんびり暮らしていました。
このままずっと幸せが続いて欲しい・・・そう願っていましたが、人生も猫生も上手く行かないものです。

昨年十月、キヨシは重い腎不全だということが分かりました。
八月に異常を感じ、かかりつけ医に診ていただいたのですが、異常はないとのことで腎不全を見逃してしまわれたようです。
それが悔やまれてなりません。
その後、キヨシは四度の尿毒症と入院を繰り返し、最早治療の術なしということで自宅で看取ってあげるために退院させました。
痩せて何も食べられなくなってしまったキヨシに強制給餌をし、全力で看病を続けました。

すると、キヨシにミラクルが起き、グングン元気を取り戻していったのです。
通院も家での輸液も投薬もキヨシは嫌がらず、頑張りました。
今も頑張ってくれています。
そして何より、毎日楽しそうに暮らしています。

直近の血液検査でもBUN、クレアチニンの値は正常値をはるかに上回っています。
この数値に慣れたキヨシの体は、慢性腎不全なりにギリギリの状態を維持しているのです。
今日もキヨシの体調は安定しており、元気に階段を昇り降りしてモリモリ食餌をし、よいウンコをしました。
まだまだキヨシは頑張ります!!!
いつもキヨシを応援してくださっている方々には、たいへんパワーをいただいています。
これからもどうぞよろしくお願いします!
キヨシと共に感謝を込めて。

今日の写真はおもちゃに飛びつこうと真剣な眼差しをしているキヨシです。
昨日、動物病院でコーギーの小雪ちゃんのお母さんに「キヨシさんの周りは空気が違うね、何かゆったりした空気に包まれているよ。」と言われました。
キヨシの優しさ、穏やかさは空気に滲み出ているのですね。