食べてください

白猫キヨシは慢性腎不全の治療をとてもとても頑張りました。
過去の入院では腎臓の機能が回復したこともあり、一時は「普通の生活」を取り戻せました。
先のことは何も分からない、手探りの毎日でした。
小さくなってしまったキヨシの命の炎を前に、まだ手探り状態は続いています。

勤務先で「子供が風邪をひいた」という理由で何日も休んでいる人がいます。
キヨシも私の大切な子なのですが、世間一般ではペットとなるので、キヨシの看病を理由に休めないところが辛いです。
キヨシと一緒にいられる時間はもう限られているので、本当はずーっと有給休暇をいただきたいところです。
（昨日は密かに午前中半日休暇を取得しましたが。）
キヨシがして欲しいこと、私がキヨシにしてあげたいこと、あとどれだけ叶えられるのだろう・・・と思いましたが、そんな時間さえも惜しく、一つ一つ行動するのみだと気付きました。

今、キヨシはコタツの中で眠っています。
鼻風邪はまた良くなり、呼吸も整ってきました。

食餌は一切拒否していたキヨシですが、今日はムース状の缶詰を更にお湯で溶き、軟らかくしてあげてみましたら、ちょっと舐めてくれました。
更に、夜の通院後（皮下輸液と投薬各種）、ａ/ｄ缶をお湯で溶いたものも少しだけ口にしてくれました。（食べたとまでは言えませんが。）
実はシリンジで強制給餌してみたのですが、やはり嫌がったので止めました。
（私の指に取ったａ/ｄをキヨシの口を開けて舐めさせるという“荒技”はやってみました。）
キヨシくん、私は君の下僕として、いつでも食べたい時に給仕させていただきますわよ～！！！
食べて欲しいです、ホントに。

今日の写真は、ちょっとだけ食べる気を見せてくれたキヨシです。
今日の体重は４．７８キロ、毎日減っています・・・。（号泣）


キヨシ：「お家は気持ちがいいな～。」（そうだね、ポカポカで気持ちいいね。）


＝追記＝
白長毛猫わたみも通院しました。
足の怪我は腫れや膿も無くなり、良くなっていました。
外猫同然だったわたみは、家の中で頑張っています。（カーテン、障子はボロボロにされましたが・・・。）

三毛猫みみこは相変わらずわたみに対して激昂します。
わたみは無視していますが、みみこはわたみを見ると一人で大騒ぎです。
そんな訳で、キッチン生活となったみみこ・・・寒くて寂しい環境です。
みみこは寂しいと吐いてしまうことがあり、正に昨晩、キッチンにゲロが二か所ありました。
私は「分身の術」を体得したいです・・・。