園芸部主将の憂鬱

スージーベロは勤務先で園芸部主将として毎日観葉植物のお世話をしています。
その殆どが、退職や転勤で勤務先ビルを去って行かれた方々の忘れ形見なのです。

幸い日当たりがよく、暖かい室内は温室のようで植物たちの生育は良好です。
しかーし！そんな植物たちにも天敵がいるのです。
それは、ビル内清掃会社のおばちゃんです・・・。

そのおばちゃんは乾季の植物たちにもジャージャー水を与え、根を腐らせ、オリヅルランのランナー（花の咲く茎）もジョキジョキ切ってしまいます。
先日私が悲しみの極致に達してしまったのは、咲き終えたシャコバサボテンの葉を花ごと切り落とされてしまったことです・・・。

こちらの写真が葉の途中から切られた可哀相なシャコバサボテンちゃんです。


こうなると葉は育たず、健気にも脇からまた別の葉が出てきます。（↓）


金曜日に見た時はまだ花を摘むのは早いかな～と思ってそのままにしておきましたら、月曜の朝に切られていました。
おばちゃんに触られないように、夏から秋にかけて別の場所で育てて、せっせこ液肥を与えていたのに・・・。

おばちゃんに悪意は無く、おせっかいと無知が為しえたことだと思いますが、「私が世話をしているからお水はあげなくて結構です」と言っても潤沢にお水をあげちゃう困った人です・・・。
私が別の場所に植物を避難させると「ここにあった植木が無い！」と騒いでいるそうです・・・。

園芸部主将の憂鬱は今年も続きそうです。

勤務先のシャコバサボテンは全部で５鉢です。
この写真は私が一番気に入っている花の色です。
春になったら植え替えて安全な場所を確保したいですワ。