@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
アンチエイジング、愛猫、ガーデニングを語りたい!

淋しい瞳

2007-01-21 22:02:08 | にゃんず全般
今日は、自宅から1時間もかからないある観光地へ行きました。
その場所へは小学生の時以来行っていなかったので、別世界のように周辺環境が整備されていて驚きました。
そして感心することしきりで冷たい山の空気を楽しみました。

暫くしてベンチで持参したお団子を食べていると、とても可愛い猫が私の隣に少し距離を置いてちょこんと座ったのです。
しかし、食べ物をねだる訳でもなく、ただじっと座っています。
スモーク三毛だから多分女の子でしょう・・・それにまだ1歳未満の若い猫です。

私は常時、猫缶を持ち歩いているので、この子に食べさせていいものか管理人室のおじさんに訊ねました。
すると管理人室の入り口に黒猫ちゃんが1匹、躑躅の植込みの中に茶白ちゃんがもう1匹いたのです!
冬の湖は日曜日でも暇らしく、そのおじさんは席を立たれて各猫ちゃんの名前を教えてくれました。
3匹とも名前があり、おじさんがポケットマネー(多分)でキャットフード(ドライフードでした)をあげているのだそうです。
「ボクが食べ物あげないと、この子たち死んじゃうからね。」そう言われたおじさんに、私は胸が詰まる思いがしました。

ここにもけしからん輩が猫を捨てに来ていたのかと思うと、非常に滅茶苦茶憤りを感じました。
たまたま心優しいおじさんが面倒を看てくれているけれど、その観光地は標高が高く、故に当然寒く、遺棄された猫ちゃんたちは、拙宅の2にゃんと比べると格段に厳しい条件下で生きていかねばなりません。
(猫嫌いな管理人さんならば保健所で殺処分されていたかもしれません。)

また3匹が互いに片寄せあって生きているのかと思いきや、皆、仲が悪く(女の子同士だからでしょうか?)、バラバラに暮らしています。
おじさんも辛いところです。

最初に見たスモーク三毛のみーちゃんを私は連れて帰るシュミレーションをしましたが、やはり諦めざるを得ませんでした・・・。

帰り際、1つだけ持っていた猫缶をおじさんに渡し、「今度来る時は猫ちゃんたちに差し入れを持ってきます」と言ってその場を去りました。
近々、必ずまた行こうと思います!

今日の写真は山奥の観光地に置き去りにされた可愛いみーちゃん。
どこかは言えません。
世の中、善人ばかりではありませんから・・・。