2013年10月に科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン2013が金原出版から刊行されました。私もこのガイドライン改訂委員の一人でしたので感慨深いものがあります。
今回の改訂では、なるべく新しいエビデンスを取り入れました。例えば、膵癌切除後の補助化学療法としてはS-1が最も推奨される、術中照射は有効性が認められない、などです。次回の改訂までにも新しいエビデンスが沢山出ることでしょう。より有効な術後補助療法、術前化学療法は有効か、重粒子線は有効か、などについても明らかになっていると思います。
今回の改訂では、なるべく新しいエビデンスを取り入れました。例えば、膵癌切除後の補助化学療法としてはS-1が最も推奨される、術中照射は有効性が認められない、などです。次回の改訂までにも新しいエビデンスが沢山出ることでしょう。より有効な術後補助療法、術前化学療法は有効か、重粒子線は有効か、などについても明らかになっていると思います。