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SURGERY NOW note

がん治療と外科手術に関する新しい情報や日常診療を通じて感じたことなどを紹介します。

映画「歓待」

2011-05-29 | 雑感
東京国際映画祭などで高い評価を得た映画「歓待」を観ました。主人公夫婦の営む印刷所に一人の怪しい男性が現れる所から物語が始まります。夫婦ともに弱みを隠し持ち、そこをつけ込まれて家が乗っ取られる状態まで追い込まれます。スピード感のある展開で、しかも先が読めない上にコメディ感覚も十分ありますのでとても楽しい映画でした。主演女優でもある26歳の杉野希紀さんがプロデューサーであることも驚きでした。

上映終了後に主演の杉野さんと山内さんなどによるトークショーがありました。私も歓待というタイトルがこの映画のメインテーマとは違うのではないかと質問しました。それに対する杉野さんの答えは次のようなものでした。古舘寛治さん演じる怪しい男、加川を良い人と捉え、外国人に排他的な日本人を良くない人と捉えれば、多くの外国人を歓待したことがポジティブなことになり、これはメインテーマの一つと考えている、とのことでした。杉野プロデューサーの次回作を期待したいと思います。

求む医療ニュース

2011-05-29 | 雑感
消化器外科ナーシングという月刊雑誌に「ニュースクローズ•アップ」という連載を書いています。そのコーナーでは医療に関連したニュースを取り上げて分かり易く解説したり、看護に役立ちそうな情報を紹介したりしています。しかし、毎月ニュースを探すのが大変で、苦労しています。今月もまだ記事に取り上げるのに適当なニュースが見つかっていません。来週が勝負ですので、新聞を隈なくチェックしようと思います。

浦高時代の同級生との食事会

2011-05-29 | 雑感
先日突然電話を貰った浦高校時代の同級生で東海大学工学部の山本佳男教授と食事に行きました。彼は企業に就職後アメリカに留学し、大学院を卒業して研究者に転身したそうです。企業に勤めていた方が給料は高かったでしょうが、研究と教育が楽しいようでした。彼は自分の好きな道を選択したのでしょう。医療に関連するロボット制作なども得意のようですので、これから共同研究なども出来ればと思います。

映画「ブラックスワン」

2011-05-29 | 雑感
主演のナタリーポートマンがアカデミー賞主演女優賞を獲得したことでも話題となったのがこの映画「ブラックスワン」です。ナタリーポートマンといえば「スターウォーズ」のアミダラ姫を始めとしてお嬢さんぽい役が多かったのですが、今回はダークサイドに落ちて迫真の演技が印象的でした。しかし、ストーリーはありきたりなステレオタイプな展開ですし、素人丸出しのバレエの演技がひど過ぎて内容的には低レベルです。真のスーパースター的な役者や芸術家は、もっとずっと強い自我があるのでこんな話はあり得ないと思います。

三億五千万円を集めた主婦は、世界をつなぐ映画プロデューサー

2011-05-29 | 雑感
これは、「風の絨毯」、「平成職人の挑戦」、「築城せよ」などの映画プロデューサーである益田祐美子氏の書いた本です。イラン人、イラン絨毯との出会いから「風の絨毯」というイランと日本の合作映画をつくることになった経緯と苦労が書かれています。普通の主婦が何億円ものお金と多くの人の協力を集めたパワーにはとにかく脱帽しました。今後益々の活躍が期待される方です。