SURGERY NOW note
がん治療と外科手術に関する新しい情報や日常診療を通じて感じたことなどを紹介します。
 



看護師さんが、様々な病気について病態から学ぶためのニンテンドーDSソフトをメディカ出版が出す予定です。私もその一部を執筆しています。黄疸とかビリルビン代謝など私の専門領域の項目が多いので筆は走るのですが、書きながら知識がさらに正確に整理されるので、とても気持ち良く感じます。ニンテンドーDSの発売を楽しみにしていて下さい。

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2011年6月18日午後に横浜市で開催された神奈川県消化器病研究会に参加しました。一般演題もなかなか活発な討議がありましたが、なんといっても手稲渓仁会病院消化器病センター長の真口宏介先生の講演「膵癌の早期診断を目指して」はとても勉強になりました。早期の膵癌の発見がいかに困難であるかを再認識するとともに、今後早期の膵癌を発見するにはどうしたらいいのか考えさせられました。

現在の造影CTではまだまだ1cm以下の膵癌を発見することは難しいのが現状です。検診で腫瘍マーカーのCA19-9を測定することと、超音波内視鏡検査がもっと一般に普及すれば1cm以下の膵癌をより多く発見できるかもしれません。さらにCT,MRI、超音波検査装置などの診断機器のさらなる精度向上が望まれます。

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長い間の懸案だった東海大学医学部肝胆膵外科グループのホームページを、一部ですが開設することができました。
http://kantansui.med.u-tokai.ac.jp/index.html
まだ工事中のページが多いのですが、少しづつコンテンツを充実していきたいと思います。患者さんに役立つように頑張ります。

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2011年6月11日天王台消化器病院の院内勉強会に、渡邊院長の同級生で現在千葉大学精神科教授の伊豫先生が講演に来ました。講演のタイトルは、ストレスマネイジメントと自己主張でした。講演の主な内容は、いかにして人間関係から来るストレスを解消するかということでした。受けたストレスを認知する段階で、うまく緩和するように工夫することが大事だということでした。ストレスを感じる様な言葉を受けた時にはとかく感情的になりがちですが、そんな時こそ冷静になり、第三者的に考えることが大事なのだと思います。

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2011年6月8-10日に新宿京王プラザホテルで日本肝胆膵外科学会が開催されました。私も、司会、発表と懇親会に参加しました。全くの新しい術式などの発表は特にありませんでしたが、各分野で活発な発表がありました。懇親会の後で胆膵専門の友人とビールを飲みに行き、とても楽しい一時でした。

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