肝細胞がんに対するがんワクチン(glypican-3)療法に関する厚生労働省の班会議に参加しました。現在は手術後またはラジオ波治療後の補助療法としての有効性を検討する第II 相試験が進行中です。各施設で肝切除後に国立がん研究センター東病院で10回ワクチンを打って再発抑制効果をみる試験です。
今回の班会議ではさらに新たな切除不可能な進行肝細胞がんに対する第II相臨床試験について主に討議しました。議論沸騰で最終的にはまとまりませんでしたので、再度打ち合わせが必要だと思います。試験デザインというのを決めるのは大変困難な作業です。今後さらに議論が進んで良い形で臨床試験が開始されることを期待します。
今回の班会議ではさらに新たな切除不可能な進行肝細胞がんに対する第II相臨床試験について主に討議しました。議論沸騰で最終的にはまとまりませんでしたので、再度打ち合わせが必要だと思います。試験デザインというのを決めるのは大変困難な作業です。今後さらに議論が進んで良い形で臨床試験が開始されることを期待します。