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SURGERY NOW note

がん治療と外科手術に関する新しい情報や日常診療を通じて感じたことなどを紹介します。

浦和高校消化器系同窓会

2013-12-29 | 雑感
12月29日に恒例の浦和高校消化器系同窓会に参加しました。外科医が7割、内科医が3割位の比率でした。大学はばらばらですが、今年は浦高ラグビー部が花園で熱戦の末敗れたこともあり全員で盛り上がることができました。新しく参加した先生も数人いて、新風を吹き込んでくれました。来年は谷澤豊先生の幹事でまた集まる予定です。写真は東京駅に近いお店のそばのイルミネーションです。

今年のベスト

2013-12-28 | 雑感
今年の個人的ランキング。映画は横道世之介、ドラマはリュック・ベッソンのノーリミット、震える牛と半澤直樹が同点で2位、本はカラマーゾフの兄弟、ベストステージはラファウ・ブレハッチのピアノリサイクルでした。

今年はあまり映画を見ることができなかったのですが、少ない中で選ぶとすると沖田修一監督で高良健吾主演の青春映画「横道世之介」が最も良かったと思います。1980年代の大学生の雰囲気がよく出ていました。ドラマはノーリミットがスピード感溢れる展開で楽しかったです。半澤直樹にも結構ハマりましたが、勧善懲悪の水戸黄門風な点がわずかに減点でした。震える牛は食品偽装のストーリーも良かったのですが、特に古田新太さんの演技がインバクトがありました。

カラマーゾフの兄弟のドラマがあって結構面白かったので、原作を読んでみました。原作小説は迫力満点でした。その後、罪と罰も読みましたが、カラマーゾフの兄弟の迫力には及びませんでした。コンサート、歌舞伎、芝居もあまり行けませんでしたが、行った中ではブレハッチさんのコンサートがとても楽しかったです。

病の皇帝「がん」に挑む

2013-12-25 | 治療
コロンビア大学医学部准教授の腫瘍内科医シッダルタ・ムカジー氏の書いた「病の皇帝がんに挑む」原題The biography of cancer を読みました。がんとがん治療の歴史を伝記風にまとめた本で、2011年のピューリッツァー賞を受賞しています。上下巻で約700ページあり読むには苦労もありますが、飽きることはなく読めます。

今年東海大学では過去最高の手術件数

2013-12-18 | 治療
今年の東海大学消化器外科の膵癌と胆道癌の手術件数はこれまでで最高になりました。膵癌切除例は42例で、来週もう1例予定があります。胆管癌切除例は27例(肝外胆管癌19、肝内8例)、これに胆嚢癌と乳頭部癌を加えると40例近くになります。来年は更に多くの手術を担当したいと思います。そして10年後には膵癌100例、胆道癌100例にしたいものです。

湘南外科フォーラムで剣持敬先生が講演

2013-12-14 | 学会
12月12日湘南外科フォーラムで藤田保健衛生大学の剣持敬先生に講演をしていただきました。剣持先生は私の大学と外科医局の同級生です。先生は日本で最も多く膵臓移植を行っているだけでなく、その成績も素晴らしいので非常にインパクトがありました。

もう一人の講師は大阪医療センターの池田正孝先生で、やはり再発直腸癌の治癒切除率が高く素晴らしい成績でした。格調高い2講演の後は東海大学消化器外科と小児外科関係の楽しい懇親会があり、さらに剣持先生とワインバーに行き楽しいひと時を過ごすことができました。