太陽
2016-05-06 | 雑感
映画「太陽」を見ました。「サイタマノラッパー」の入江悠監督の作品で、主演は神木隆之介さんと門脇麦さんですが、事実上は古舘寛治さんが主演の感じです。問題作であり、考えさせられる作品です。近未来に日本人が富裕層と貧困層の二つの階層というか種族に完全に分かれているのが、妙に現実的でした。富裕層の人々は文化的で近代的な暮らしをしていますが、太陽光に当たると死んでしまいます。一方、貧困層はあばら家に住み、荒んだ生活をしていますが、太陽光に当たっても大丈夫です。神木さん演じる貧困層の主人公が旅を通じて立派に成長することを願わずにはいられませんでした。