2013-10-4夕刻に厚木のレンブラントホテルで、県央・県西感染症研究会がありました。千葉大学救急部・集中治療部の織田成人教授が、日本版敗血症ガイドラインについて講演されました。以前は敗血症というと、血液中に菌が証明された菌血症のことを指しましたが、現在は感染による全身の炎症性反応状態ことを指し、血中に菌が証明されなくてもよいことになりました。治療法も進歩し、基本となる抗生物質の治療に加えて、臓器障害に対するさまざまな治療を組み合わせて行ないます。時代と共に病気の定義も変わり、治療法も変わるのです。