現在5大がんとは、肺がん、胃がん、大腸がん、肝がん、乳がんです。しかし、2013年のがん死亡数で、これまで5位だった膵がんが、肝がんを抜いて4位になったようです。先日、厚生労働省が、がん死亡数の推計値を公表しました。
高齢者に多い膵がんは、高齢者の割合が増加するのに比例して毎年約1000人ずつ死亡数が増加しています。2012年には膵がんの死亡数は約3万人ですので、2022年には約4万人、2032年には約5万人になり、胃がんと大腸がんが減少しているとこれらを抜いて2位になる可能性もあります。増加する膵がんの治療をどうするのかは、国民的課題になりつつあるのです。
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