2011年3月に医師国家試験の合格発表がありました。東海大学医学部の合格率は89.3%で全体の合格率の平均値と同じでした。去年に比べると東海大学医学部卒業生は良く頑張ったと思います。私の母校である千葉大学医学部は93.9%でした。今年の国家試験では旧帝国大学である九州大学、京都大学、大阪大学、東北大学の合格率がかなり低迷していました。同じ旧帝国大学でも、北海道大学、名古屋大学、東京大学は比較的良好でした。これは国家試験に対する対策をしっかりしたかしないかの差だと思います。
日本を代表する宮大工である小川三夫棟梁が奈良の古寺の建築としての魅力を語っている「宮大工と歩く奈良の古寺」という本を読みました。小川氏にとっての教科書である法隆寺、現場棟梁として再建した法輪寺三重の塔を始め、薬師寺、唐招提寺、東大寺、興福寺など有名なお寺の建築を宮大工の視点からわかりやすく解説しています。現在日本には法隆寺などの修理に必要なひのきの大木が一本も無いことを知りました。木の文化を守るためにも、数百年かけてひのきの大木を育てて欲しいものです。
SP革命篇を観て、少し大袈裟ですがテロと戦争に覆われた21世紀における人々のあるべき信条というか行動指針が暗示されているような気がしました。岡田准一君を始めSP達が、テロなどの暴力とは闘うけれども相手をぎりぎりまで殺さないで制圧していく姿は感動的です。勿論映画だから出来ることは判りきっているのですが、その正義感というか人間的な部分も是非観てもらいたい映画です。
岡田准一君主演の映画「SP革命篇」を観ました。テレビドラマの時からSPは大好きでしたが、今回の完結篇は本当に素晴らしい映画でした。何といっても岡田君の格闘シーンが最高ですが、堤さんの複雑な感情を表現する演技、真木よう子さんの会議場突撃シーン、山本圭さんのしぶとくて最後には観念するところ、最後の結末の展開など全て素晴らしいと思いました。是非多くの人に観てもらいたい映画です。
大震災後も関東では毎日のように余震が続いています。そんな中通勤中の機動力をアップするためにあるものを買いました。それはスニーカーです。革靴はいざという時に長時間歩きにくいのが欠点です。先日大震災後帰宅に13時間かかった時も革靴でなければもう少し軽快に歩けたと思います。暫く余震が落ち着くまではスニーカーで通勤しようと思います。