ウィーンに、Judith Fegerlという女流アーチストさんがおります。
自然観察とか放電実験とか、ワリにバイオ・テクノロジー寄りの断面をアート作品にするかたで、この人の作品を鑑賞するに《COSMOS》という宇宙概念をイメージせずにはいられないのです。
で、オモシロいのが、2005年のワルシャワ・メディアアート展に出された『Teardrop Floaters』という作品。鑑賞者は暗室の寝台に寝そべって、天井に投影された青空?の映像を眺めるだけなんですが……ただ、そこに例の《飛蚊症》の現象が映るんですね。なーんか、どこまでが自分の眼球の中で起きてて、どこからが外界の“作られた動画”なのか、識別不全に陥って“境界”を失うよーな。
ある意味、「メディアの怖さ」も見えてくる秀作ですね。
ちょっと重い(6.1MB↓)ですが、一部抜粋の作品映像がUPされてます。実際は、これが前方視界を遮る大きさで投影されたようです。
> "Teardrop Floaters" (6.1MB|MOV)
自然観察とか放電実験とか、ワリにバイオ・テクノロジー寄りの断面をアート作品にするかたで、この人の作品を鑑賞するに《COSMOS》という宇宙概念をイメージせずにはいられないのです。
で、オモシロいのが、2005年のワルシャワ・メディアアート展に出された『Teardrop Floaters』という作品。鑑賞者は暗室の寝台に寝そべって、天井に投影された青空?の映像を眺めるだけなんですが……ただ、そこに例の《飛蚊症》の現象が映るんですね。なーんか、どこまでが自分の眼球の中で起きてて、どこからが外界の“作られた動画”なのか、識別不全に陥って“境界”を失うよーな。
ある意味、「メディアの怖さ」も見えてくる秀作ですね。
ちょっと重い(6.1MB↓)ですが、一部抜粋の作品映像がUPされてます。実際は、これが前方視界を遮る大きさで投影されたようです。
> "Teardrop Floaters" (6.1MB|MOV)