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【2018年の訃報|海外】 個人的に哀悼深く覚えた……アメリカのTV俳優/ビル・デイリー、9月4日91歳没。

2018年12月13日 | 日記
「"70年"大阪万博少年」世代なら記憶に留めているだろう米コメディ役者、ビル・デイリー氏が今年9月4日、ニューメキシコはサンタフェの子息自宅で(息子家族に看取られ)亡くなった。91歳だった。

『かわいい魔女ジニー』でのスナップ(左)。バーバラ・イーデンと。

65歳のとき再々婚した妻ベッキーと2010年に死別してからは露出も減り、3年ほど前、公の場からは「完全引退」。自身もう30年余を過ごしてきた"故郷"サンタフェで、息子夫婦の下に身を寄せていたと言う。バツ二であれ、最初の妻との子に(最期を看取ってもらえるほど)面倒みてもらえるとは、きょうび稀にみる《豊かで恵まれた生涯》の主であった。

わたしの氏との接点は、60年代の人気TVドラマ『かわいい魔女ジニー』。シドニー・シェルダン原作。宇宙飛行士トニーに恋をして、一方的に(彼が寝泊りする官舎へ)押しかけて住みついた、麗しき魔女ジニーとの騒動を描くラブコメディ。デイリー氏はトニーの同僚(つまり、宇宙飛行士)であり大の親友、ロジャー・ヒーリーを演じてた。早い話が「悪友」── ありがちな二枚目半で異性関係にダラしなく、至る所でヘマをやらかす「困った君」の役どころである。見事に、間抜けたキャラを自身に憑りつかせての熱演だった。

デイリー氏の逝去により、これで同ドラマの主たる男性キャストが全員、鬼籍に入られたことになる。何とも寂しい限り。


あとは主役中の主役、魔女ジニーことバーバラ・イーデン"嬢"を残すのみとなった。アメリカ女性としては小柄な身長162cm……に比すると視覚的に強調されるグラマラスな体躯。さらには「半裸な(当時としちゃ小恥ずかしい)コスチューム」を日常的に纏(まと)う。自分は思春期前に観たドラマだったのでナンてこと無かったが、ハイティーンの先輩らが観たら気持ち「おかしさ半分、エロさ半分」だったんだろな、と(今にすりゃ)思ったりww

そんな、はち切れんばかりにセクシーな女優(当時の実年齢は31~36歳)が、目下の御年87歳()か。これからも末永くお元気で、と願うばかり。
 
 > 訃報を伝えるニューヨークタイムズ電子版

そうそう。(氏がドラマで演じた)ロジャーと言えば、若き時分の故・愛川欽也()が日本語吹き替えを担当。その「若さを感じさせぬ?」スピーディなしゃがれ声で、すっ惚(トボ)けた台詞を連発してたのも印象深く、懐かしく想い起されるところだ。合掌。


 
 
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