カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

「101%のプライド」

2015年06月30日 21時10分59秒 | スポーツ / SPORTS
ボクシング界において、私が今一番注目している選手は、
この村田諒太選手である。

1986年1月12日、奈良市出身、AB型。
アマチュア戦績:138戦119勝(89RSC)19敗。
プロ戦績:7戦77勝 (5KO) 無敗。

この本は2012年の12月20日に発行された。
8月にロンドンオリンピックで金メダルを獲得した後だ。

101%のプライド
村田 諒太
幻冬舎


今年1月に行われたトークショーの内容と被るエピソードもたくさんあったので、
(誰が書いたかは別にして)ネタの出処は本人で間違いなかろう。

この本には、諒太(私は通常、彼をこう呼ぶ。理由は・・・解る人だけ解る。(笑))の
生い立ちからボクシングを始めたきっかけ、恩師について、
家族について、友人について、オリンピックまでの道のり、
オリンピック後のプロ入りを決意した経緯などが書かれており、
諒太を良く知るためには読むべきだと思う。

オリンピックのボクシング競技において48年ぶりの金メダリストになった彼だが、
なんと4回もボクシングから逃げ出しており、
すんなりと金メダルを手にした訳ではない。
そこへ到達するまでには紆余曲折、挫折、たゆまない努力があったのだ。

ただ凄いのは、金メダルを取ると決心した時から、
本当にそれを実現するに至った過程である。
成功するために何をすべきか・・・
それをプロになった今でも継続している事だ。

トークショーの話でも感じた事だが、
彼は自分がするべき事が何か良く解っていて、
それを実行する事が出来ると言う事を信じている。

そのあたりが金メダリストであり、近い将来、
重量級において日本人チャンピオンになる人は違うと思わざるを得ない。

「努力したからといって報われるわけじゃない。
 だが努力しないと報われない。」

南京都高校(現:京都廣学館高校)のボクシング部の武本前川監督の言葉である。

インド在住ゆえに厳しいところもあるけれど、
これからも私はできる限り諒太の応援をしていく。

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