I Got It! 思いつきの備忘録

アイデアや頭の中にあるストックの備忘録ブログ:
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池上彰の地図

2010年06月25日 | log
池上彰氏に会う


八王子のNHK文化センターで
「池上彰の地図」という
池上彰さんの講座に行ってきました。

ブラウン管をとおしてではなく目の前で
ライブの池上さんの話を聞けました。

刺激的ですね。
なにも原稿なしでどんどん話が出てくるのがすごい。

超売れっ子で、
テレビの収録の合間に八王子にやってきたとか。
一番おどろいたですが、昨日、横浜でダライラマに会われたようです。


池上さんが趣味で集めている世界各国の現地で入手した地図をもとに
おなじみの超わかりやすい口調で世界の情勢を紹介する今回の講座。
いやあ、各国で異なる地図の色分けひとつから
各国のいろいろな関係・状況が見えるものです。

世界には日本で流されていない様々な重要ニュースがあるものです。
日本のマスコミが流しつづける相撲界の野球賭博のニュースだけに
目と耳を奪われてる場合ではない。


それぞれの国の政治・社会・経済的思惑から、
世界各国の地図で国境の場所や表示が違う。
しかし、講座の最後に紹介された宇宙から写した地球の写真、世界地図は
真実を物語っています。

宇宙から見た地球には国境線は無いのです。


おそろしや

2010年06月20日 | log
おそろしや
辞めた会社の同僚

辞めた人間には手のらひら返したような言動をする

人間性現れますね
同じ会社という「概念」だけで
「個人・個性」を見てなかったのですね

まあそんなこと
これから経験する人も多いでしょう

求道者

2010年06月09日 | log
思い出せ。
求道者の日々を。


ぼくに求道者の時代がありました。

もう数年以上経ちますが、
プロ、アマのアスリートの人達と一緒に
毎週汗を流している時代がありました。

そのむかし、総合格闘技のクラブチーム、
AACCに所属していました。
また、早稲田大学や国学院久我山高校のレスリングサークルの練習に出向いて
身体バキバキになるまで練習していたこともありました。

レスリングやサンボ(ロシアの格闘技)の
公式戦にも出場したりしてたなあ。


その当時、原宿や千葉の行徳のAACCのジムに足しげく通い、
そこで柔術やレスリングを藤井恵さんに教わっていました。

藤井さんはぼくと同い年。
簡単に説明すると、日本一強い女性です。
総合格闘技のプロ選手。
フジメグと言えばちょっと格闘技に詳しい人はわかるでしょう。
その世界では超有名人。
アイドル的なルックスで人気がある方なのですが、
それ以上にとにかく強い。

当時もふだんの顔から想像できないくらい
試合では強い勝ちっぷりを繰り返し、
無敗を誇っていました。

ものすごく考え方がストイックで、
柔道をバックグランドにしている人なので
心技体の精神の体現者、
まさに求道者、と言える人です。


今日、藤井さんがまだ現役を続けていること、
近くアメリカで試合があることを知りました。

いやいや、
年が同じだけにおちおちしてられんな!
と強く思い、
なおかつ元気づけられました。


うーん、日々の生活を打破せねば。



興味のある方は藤井さんのブログです↓
http://ameblo.jp/fujiimegumi/

宮台真治、一橋に来る

2010年06月06日 | log
一橋大学の学園祭で
社会学者として様々な活動をしている
宮台真司氏の講演会があるということで
行ってきました。

宮台氏は最近の私のお気に入りで、
著書ををいくつか読み、
ひさびさに「この人はすごい」と思っている人です。

氏は社会学を中心に、政治・経済の分野で活躍されています。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが
独特でラジカルな切り口が刺激的です。
その氏の話を生で聞ける良い機会でありました。


多くの情報量が詰まった1時間半でしたが、
話の中心はこれからを生きる若者へのメッセージで
現在の日本が持つ問題の原因についてでした。


印象的な話をひとつ



「金の切れ目が縁の切れ目」

経済と社会(=相互扶助)の関係。
現在、日本では相互扶助は機能していない。
それを市場原理で補おうとしている。
(高度)経済成長時は市場原理で経済がまわっており、
相互扶助の部分を経済が補い、社会が回っていた。
しかし、現在、低成長時代となり経済が回っていない。
そのため、相互扶助の考えが欠落した日本では
社会は回らなくなる。
金の切れ目が縁の切れ目、というわけである。

具体例の一つは自殺者数の増加である。

しかし、多くの日本人は
社会が回っていないから経済が回らないのだと思っている。
それは、そのような教育を受け、
また人間関係が希薄になった現代では
その間違いをだれも指摘してくれないためである。
本来ならば社会、さらに言うならば相互扶助の世の中のために
経済、市場原理は存在する。
しかし、経済のために社会がある、
と多くの民衆は思ってしまっている。
なんのための経済かということがまったくわかっていないのである。
民度が日本は低いのである。

市場原理の発祥はアングロサクソンの国である。
アングロサクソンは市場原理をうまく使っている。
市場原理、経済は社会を補うものと言う認識がある。
そこにはカトリックの教えが大きく影響している。
カトリックは自分が幸せになりたいという教えであり、
それは不安から生じている不安の宗教である。
その不安を拭うため、隣人愛、ドネーションといった扶助の行動が導かれている。
無宗教の日本ではカトリックのような考えが根底にないため、
経済が回らなくなると、金の切れ目が縁の切れ目となってしまい、
そして社会が回らなくなる。

3800億

2010年06月06日 | log
TEPCO(東京電力)の水力発電所、貯水ダムの見学に行ってきました。
山梨にある葛野川発電所。
無料で3時間の見学会に参加できます。

山中の地下500mに建設した発電タービン施設と
水の落差が700mで世界最大の落差を持つことなどで有名なようです。
地下施設までの長大なトンネル建設などを含め
総建設費は3800億円だったようです。

確かにすごく巨大な人工インフラシステムでありました。