I Got It! 思いつきの備忘録

アイデアや頭の中にあるストックの備忘録ブログ:
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箱根山登山

2012年10月12日 | 娘ちゃん
娘が生後4週間経ったので、
秋の青空の下、
はじめて自宅からの外出をしました。

写真は箱根山山頂にて。

箱根山といっても箱根にあるわけではなく、
新宿区内にある標高44.6mのちょっと立派な低山なのです。

My wife and I went moutain climbing with my daughter for the first time.
It's a small mountain, called Hakone-yama, in Tokyo. 44.6m in height.

おむつ論

2012年10月04日 | 娘ちゃん
娘が生まれてから今日で3週間が経った。
最初の1、2週間は舞い上がっていたこともあり、
これまであっという間に3週間が過ぎ、
そのあいだに娘は1キログラム以上体重が増え、
表情も声は出さないものの明らかに笑顔を作るようになったりと、
毎日が変化の連続である。

ここで、自分の仕事のひとつとなった娘のおむつ換えを行っていて
「おむつ」について思ったことを述べる。

現在のおむつの機能には驚かされる。
紙おむつにはギャザーという部分がある。
ギャザーという名前は聞いたことがあったが、
いざ自分がおむつ換えをすることになるまで一体なんなのかは良くわかっていなかった。
このギャザーの機能は素晴らしい。
ギャザーは良く「羽根」というように説明されるが、
少し正確に言うとシーリング(水分の漏れ防止)をするシールである。
水道で言えばパッキン、機械製品で言うと軸受のシールなどである。
しかし、もっと正確に言うと、パッキンやシールのように圧力をかけ密閉する形ではなく、
自分の仕事の経験から言うと、鉄道車両の台車歯車のラビリンス構造というのが正しいと思う。
まあ簡単にいうと、紙の数重になったひだひだによって密閉されていないが水分の漏れを防止する構造、
と言ったところである。
これがこれまでのところ、娘がいくら大量のうんちやおしっこをしても漏れないのが素晴らしい。

そんな紙おむつを使っていてとても考えさせられることがある。
紙おむつを毎日大量に使い、それを捨てているわけであるが、
その大量に消費・廃棄されているおむつは、
木を切り倒しそのパルプを原料として作られている。
世界中で紙おむつが消費されている裏には、
膨大な自然破壊があると言うわけである。
もちろん木を切り倒したら、新しく木が植樹されるのだが、
それは経済活動にモラルが正しく備わっている場合であり、
多くの地区や特に発展途上国などは自然は破壊されっぱなしであり、
そういう状況が世界レベルで見ると普通となっている。
おむつに限らず、ほとんどすべての"製品"には自然破壊がセットとして付いている。

それを知りながら紙おむつを消費し、
つまりは自然破壊に加担している自分を考えると、
一体明日から具体的にどうすればいいのかがわからなくなる。
紙おむつの便利さのゆえ布おむつを利用しない自分自身がいる…
自分を麻痺させることで考えないようにしているだけである。

物が溢れかえり、生活が日進月歩で便利になっていく世の中。
しかし、そこには「ものが豊かになり生活が便利になっても、社会は不幸になる」
という現実がこの時代に存在する。
それに多くの人は気づかない。
紙おむつの"有害性"をわかりつつもそれを捨てきれず悩む自分の中には、
確かにひとつの不幸がある。

さて、
妻の毎晩の授乳の苦労を自分なりに理解しつつも、
娘の新生児サイズのおむつを見ていていると、
娘はいつまでもこの新生児の大きさのままでいてほしいと、
勝手でそして非現実な思いを馳せてしまうのである。
それほど新生児のおむつ姿はイイものなのである。






愛い(うい)

2012年09月26日 | 娘ちゃん
娘は生まれて明日で2週間です。
"ポニョ"の半魚人のときのような表情で眠っているときがあります。

2週間目の明日が役所に出生届をする期限なので、
最終ぎりぎりになりましたが区役所に名前を登録しに行ってきます。
ようやく正式に娘の名前が決まります。

頻繁なおむつ替え、
母乳の吐き戻し、
へその緒の出血など
大変なこと、不安なことが多いですが、
なんとか子育てしています。

夜中に何度も母乳に起きる妻には頭が上がりません。
大変です。
母親は大変なことは子供を実際に持ってみて痛感した所です。


いろいろ不安は絶えませんが、
とにかく赤ちゃんは可愛いです。
「愛い」

いまのような充実した瞬間というのは今までなかったなあ。

子供ができると忙しくなって自分の時間がなくなるとは覚悟していましたが、
それ以上に、
心の安らぎとか充実感が得られることがわかりました。


これから楽しいこともあれど、
娘はたくさんの苦しみもその人生の中で経験していくことになります。
人間は決して明るくないその未来をわかりつつも
命をつないで行かなければならない。
それは悲しくも人間の宿命であります。

子供を見て和まされつつ、命の連鎖について考えさせられます。




2012/9/13 13:13

2012年09月13日 | 娘ちゃん
9月13日13時13分、
2900gで女の子の新しい命が誕生しました。

お産は妻の陣痛が始まってから18時間の長丁場で、
帝王切開かもという少し危ういところまで行きましたが、
何とかお腹を開くことなく元気な赤子が生まれました。
母子ともに元気です。

赤ちゃんの頭が見えてきたとき、
命をつなぐため激痛に耐えている妻と
その新しい命を一生懸命取り出してくれている病院スタッフたちに目をやると、
張りつめていた緊張からの開放もあり、
涙が止まりませんでした。

最良の日を振りかえりながらゆっくりと今晩はひとり休みます。