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たんぱく質使い半導体メモリー 奈良先端大が開発…日経新聞8月8日11面より

2011年08月08日 16時39分16秒 | 日記
奈良先端科学技術大学院大学の浦岡行治教授らは、たんぱく質を利用して半導体メモリーを作製することに成功した。

室温でできるため、低コスト化か期待できる。研究成果は8日付の米物理学専門紙「アプライド・フィジックス・エクスプレス」に掲載される。

研究グループは、直径が13ナノ(ナノは10億分の1)メートルで内部が空洞になった粒子状のたんぱく質を利用した。

内部に半導体電極となる酸化コバルトを詰め込み、シリコン基板上に塗った。たんぱく質は「自己組織化」という反応で表面に均等に並び、熱を加えてたんぱく質を取り除くと酸化コバルトだけが残った。

従来はセ氏1000度以上で加熱する必要があったため、新技術は電極を安価にできるようになる。

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