文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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2012/3/22…米国は、リーマンショック後の米国経済を立て直す際に、自国の中核企業とは何かを見誤らなかった。

2024年03月18日 19時02分31秒 | 日記

米国は、リーマンショック後の米国経済を立て直す際に、自国の中核企業とは何かを見誤らなかった。
世界で日本と並ぶ最もフェアな国である体面もかなぐり捨てて、トヨタを理不尽に叩き、GMを救済したのである…というよりも、国の方針に敏感に反応した情報部員関係者あたりが仕組んだ茶番劇であった訳だが。
国を支えている企業とは何か、雇用とは何かということを骨身にしみて知っている米国。
一方、真のエリートとは何か、エリートの役割とは何かなぞは考えた事もなく、考えている事は、ただ己の事ばかり。
その様な類が、石の上にも3年、の格言すら知らず、ポイ、ポイと日本を代表する大企業群を辞めたりして、自国の命である大企業群を腐すなどという〈30年早い戯け〉を、この国のマスメディアは、英雄の様に扱って来たのだ。
例えばi-modeは素晴らしい発明だったなどと、NHKを筆頭としたマスメディアは、書くべきネタが無いのだろうが、定期的に持ち出してくるが、i-modeが、坂村健のトロン革命の様に、マイクロソフトのビル・ゲイツを、米国を、自社及び自国が考えている世界制覇を脅かすほどのものだとして、その採用の中止を日本政府に強力に圧力を掛けてきたり、
ロッキード事件に於ける児玉 誉士夫とは全く違う、常に、一見、正論振りかざし人間を代理人に仕立てて、執拗に、NTTに開発中止の圧力を掛けて来ただろうか。
答えは全くのNOであるし、私なんぞは、携帯は、ビジネス電話以外の何物でもなかったから、このi-modeの何がしかの恩恵を受けた等と言う事は全くない。
国にとって最も重要な企業群の見極めさへ出来ぬ程に呆けてしまっていた35年超、20年超だったから、この10数年、中国・韓国が仕掛け続けていた、為替に於けるインチキ…
それこそアジアの indecency の現れでもあるだろうし、日本人なら「はしたない」として考えようともしない心の有様。
それに対して、何らの対策も打てず、資本主義史上初めての20年超に渡るデフレという情けない有様を続け、巷には2割の悪人どもを跳梁跋扈させたのである。
これらの本物の国士を叩き、代わりに喝采を送り続けて来たのが、私達の国に重大な損失をもたらした人間を筆頭にした様な、一見、正論振りかざしの、実態は、己は、一生使っても使いきれない莫大な富。
そこの末端で働く、例えば、女性従業員に、大した年収や幸福感などは、これっぽちもないはずだ。


2024/3/10 in Tokyo

 


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