「彼が愛したケーキ職人」を見ました

2018-12-27 23:54:18 | 映画2018
恋愛映画かと思いきや、異文化交流のような話だったなぁ。

イスラム教ってやっぱり知らない宗教で
そんなことが?とか、それってどういうこと?とかたくさんありました。
いきなり死んじゃった恋人の家族が見たくてやってきた主人公が、戸惑いながらも理解していく感じが、共感出来て良かった。

話の途中途中に入る「安息日です」という呼びかけ。
あれってホントに街中であんな風に言っているのかしら。
それを聞くたびに、自分はこの世界で異質だと思い知らされるのが、切なかった~。



奥さんとの三角関係の行方は、ちょっと奥さんが鈍すぎなんじゃないの~とジタバタします。
旦那のお母さんだって気付いていたっぽいから、奥さんはわかっていたんだと思ったんだけどなぁ。
そうじゃなかった…ぽい?
旦那が、恋人と暮らすために別れたいって言うから、追い出しちゃったら、事故って死んじゃった。
ショックで考えたくないのかも、ですが~、旦那の出張先の異国からやってきた青年が
たとえ、その恋人とは思わなくても(イスラエルの同性愛はどの程度の理解なんだろうか)
なんでもないわけないじゃん~って思っちゃうようね。
ドイツからイスラエルだよ、距離感有りすぎないか?
と、文句もあるけど、
旦那のにーちゃん(彼の最後のシーン、怖すぎですよ)とおかーさんが
ものすごく深みのあるキャラクタで見ごたえがありましたし。

この先、幸せになれるんじゃないかな、というラストだったので、まあ、良し。
音楽が綺麗だったのと、食べ物が美味しそうだったのもポイント高い。
単純におすすめできるわけではないけど、個人的には見て良かったです。





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