映画「くるみ割り人形」を見ました

サンリオが1979年に製作・公開した人形アニメーションに、CGや3D加工、色彩処理を施し新たに作り上げた…って解説にありましたが！
別に、前のままで十分名作なんだけどなぁ。


きっと、昔の公開を見て、「良かった」と思った世代を相手にしてないんでしょうねぇ。
人形と背景が綺麗にまとまった人形アニメーションだったはずなのに。
質感の違うものが入り混じった気持ちの悪い画面だった（＞＜）
せっかくの可愛いお人形が台無しですよ！
（クララのショッキングピンクのスリッパもなんだか違う）
旧作品の実写バレエシーンも、若干違和感がありましたが
（でも、人形に踊らせるわけにいかないし、そもそもがバレエなんだよなー！って
一応納得してます）
蝶のアニメってどーなの？平面アニメでやりたいなら、人形のシルエットとか
なんか描き方があるじゃないですか。
台詞もなんとなく動きに合ってないところがあるんだけど、前もあんな台詞だったかなぁ？
音楽もねぇ、チャイコフスキーの曲、綺麗なのにね！！！
変に金属的な音が頭に響いて、やっぱり人形の画面と似合ってない。

リ・クリエイトっていうのの宿命なのかもですが
出来れば触らないで欲しかった！というのが正直な感想です。

ああ、でも。
久々に大きな画面で見たフランツはやっぱり凛々しかったです。
それだけは嬉しかったかな。

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