「ヴィクトリア女王 世紀の愛」を見ました

2010-01-31 23:05:21 | 映画2010
Bunkamuraで「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」のついでに見ましたー!

世紀の愛なんてサブタイトルがついてるので、大仰な史劇かと思いきや
ヴィクトリア女王の幼少期から即位して、結婚、旦那さまであるアルバート公との絆が確立されるまで
が、淡々と、ロマンティックに(←ここがポイント!)描かれてます。


原題が「THE YOUNG VICTORIA」なので、この内容でOKなんだろうなぁ。

衣装やアクセサリー、調度もきれいで、無駄に人が死なないし!
ものすごーーく穏やかに見ていられた映画でした


個人的には
アルバート公が良い感じだ~!!
賢い(自分置かれてる状況がよくわかってますよね)し、行動力もあるし!!
ただ、テーマのように彼のシーンで流れるシューベルトのセレナーデ(彼がシューベルトを好んだのは事実なのでしょうか)が
なんとなーく合ってないような。
シューベルトってなんかもっと繊細なイメージがないですか。
ああ、でも。日本の男性もシューベルト好きな人多いからなぁ。
男心を惹きつける何かがあるのかなぁ。
ま、これは余談。

子供のころから次期国王になるという立場が分かっていて、母親すらも信頼できない。
結婚相手もあっちこっちの紐がついてる…ヨーロッパの王族は大変ですね。

ただ、実際に。
国も王室も繁栄したわけですから、この選択は正しかったし、幸せだったんだろうな
と思うと、ちょっと嬉しいですね。
幸せになれる映画でした。


おまけ:アルバート公、結構早死になんですよねぇ。
ロートリンゲン公(フランツ・シュテファン)もそーだったし。
やはり女王さまの夫という地位はなかなかしんどいのかなぁ。


*

愛のヴィクトリアン・ジュエリー展についてちょろっと書いておこう。
綺麗で、ものすごく手間暇のかかった宝石類だけでなく、
レースなども展示されてました。
きらきら好きなら必見ですよ。

相変わらず、テーマとか展示の仕方とか解説は、ぬるいけどね!
(どーも私はあそこと相性が悪いらしい・涙)

コメント
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