シャール=S コーシー=C
S
あああ金がねええーーー!!!
C
どうしたんだい先輩?
S
ポプテピピックていうアニメがあまりにクソすぎるんで世に出ないよう買い占めてたら、家まで売ることになってもうた・・・
C
ふーん。。。。ドンッ!!
S
ぶべらっ!きさんいきなり気孔派を放つなや!
C
ああ、ちょっと手が滑ったわ。しかし、ポプテピがクソなら一体何がいいアニメになるってんだい??
S
そらハニカムチャッカに決まっとろーもんが!
C
君は実にバカだなあ。
S
いやいや、ポプテピピックと違ってアイドルとその強烈な追っかけをギャグタッチで描いた良作だと思うで。ちゃんと可愛さと凶悪さという作者の持ち味をA面・B面という形で上手く両立させてるし。
C
だからダメなんよ( ´Д`)=3 フゥ
S
C
違うね。何だったら「TAYOは俺の娘!」ってくらいには愛してるぜ。でもそれとこれは別なのさ。
S
どゆこと?
C
まず、そもそもポプテピピックはなぜ「クソアニメ」なのに人気が出たのだろうか?あるいはなぜあれだけ無茶ができたのだろうか?
S
そりゃ全力で「クソアニメ」をやったからでしょ。
C
それもある。けど、重要なのは自らをクソアニメとして貶めたことだよ。
S
炎上商法?
C
いや、ちょっと違くて。最初からハードル下げたことで、何をやっても「ハイクソ―www」てなるように仕向けたんや。
S
その割に実はちゃんと作ってる、と?
C
そう、すると多少お痛してもハイクソ―wwwでネタにされて済むだけじゃなく、時に垣間見える組み合わせの妙から、「実は全て計算なんちゃうんか?」と妄想して過大評価してくれる人間まで出てくるって寸法さ。
S
そういう妄想ってあるよねー。「ドラゴンボールのスーパーサイヤ人の金髪カッケー!」と思ったら、なんと鳥山明がただ髪のトーン塗るのめんどくさいだけだった、とかwww
C
そうそう。実は悟空の点でしかない目も、ただ楽だから採用したんじゃねーか、とw
S
まあそれはスタート時の悟空が何もしらんお子様設定だったからってのはあるだろうがね。要するに、ただただ何も考えてなくて純粋っていう・・・
C
緩和急題。ともあれポプテピはそうやって絶妙にハードル下げたところに職人芸とアドホックなネタという化学融合をぶっこみまくったわけよ。ヘルシェイク矢野の高速紙芝居は最もわかりやすいが、仁義なき戦いをネタにした回で血を啜る儀式に原作でもあったトムとジ〇リーのレモンネタを混ぜるとか完全にキティな組み合わせじゃん?それであまりに素晴らしすぎて見る度に感嘆ないし爆笑してしまうんよ。
S
まあお前のポプテピ好きはわかったけど、なぜハニカムチャッカがアニメ化に向かないのか全く話してないぜ。
C
やれやれ、ここまで話してまだわかんねーのか。ならば
S
いや別に人形とか強奪してへんし。
C
かったるい野郎だぜ・・・まあつまり、ハニカムチャッカの設定に問題があんのよ。そもそもあのユニットは全てが天才的なわけでしょ?ワールドツアーしないと5000万通の殺人予告が来るくらいの。
S
然り。
C
まず、アニメだとそれを視聴者に納得させるのが滅茶苦茶ハードル高い。これはバンド漫画の実写化でも起こることだけど、実際に音を聞かせなきゃいけない場合はそのクオリティが高くなければいくら言葉で説明しても説得力が出ないからな。しかもハニカムチャッカは、ポプテピピックと違ってその凄さがほとんど全くネタにされてないので、視聴者に納得させられない=不評となるわけ。一応アンチも少数出てくるけど、大体はカリメロ&チャカピーに滅殺されて終わるからねw3話に出てきたおりこうモンキーズの「ふにゃーんふにゃーんもふもふもふもふ(゚∀゚)」みたいにはいかねーのさ。
S
まあ3話はあの歌の中で( ´ー`)y-~~からの凸(-_-メ)だからねwむしろやる気のねーイントロが、ファンとそれを搾取するアイドルという関係性を強烈に皮肉ってるように見えてむしろネタになってるというか。まあ某アイドルの丸刈り事件とかを見ると「疑似宗教的共犯関係」って表現が正しいかもしれんけど。
C
まあおそ松さんと同じで、ファンはそういう自分のことをわかっていて、第3話を見ながら「ああ俺たちアホだよなーw」と考えてるとは思うけどね。俺の知る限り、別にその案件で炎上した形跡はないし。しかしそれが、ハニカムチャッカでは全く通用しない、と。たとえば、原作においてハニカムチャッカがある限られた空間だけで流行ってるという話ならわかるぜ。それで彼女たちにハマってる連中はまるで何かのアディクトみたいに描くと、カリメロやチャカピーのcrazyっぷりもそういうネタとして回収できるしな。あ、マスターテキーラジョッキでおかわり・・・で、それも「ワールドツアー」って原作に書いてあるからそれも無理ゲーと。まあアンチもいることはちゃんと触れてあるけど、ここまでハードル上げてたら厳しいぞなもし。
S
ううむ、それは確かにきついな・・・
C
しかも、本編は有名な歌がちょいちょい出てくるじゃん?だから、アニメ化に際しては、
1:SACHIの歌を納得できるくらいハイレベルなものにする
2:TAYOのダンスの動きを納得できるくらいハイレベルなものにする
3:有名な歌の版権処理を行う
というどぎついハードルを三つも越えねばならんわけでね。替え歌メドレー出すだけでも大変なのに、そんな三重苦を乗り越えられるのかい?そして乗り越えたとしてペイする算段はあるのかい?て言ったらまあ無理じゃん。もし仮にそれができたら、今度はクソアニメがどうとかマーケティング云々じゃなくて、正真正銘歴史に残るmasterpieceになると思うぜ。
S
あえて「ハニカムチャッカのパフォーマンスがゲロカス」設定はいかがかね?
C
S
いや喩え話やっちゅうねん。
C
それも難しいかねー。仮にそれをやるなら、誰がどう聞いても死んだ方がいいと思えるような音楽を作らなきゃいけないわけだが、すでにノイズですら音楽と化しているこの時代に、どうやってそんなもん生み出すってのか。
C
DVDみたいに言ってんじゃねーよwまあ要するに、ハニカムチャッカの曲をVガンのエンジェルハイロウ的なるものとして描くのも大変ってことな。
S
だったら、リスボックリをフラッシュアニメにでもしてなって話だよな。あののっぺりした絵柄にフラッシュアニメは合いそうだし。
C
そう。だから、どれだけTAYOの勇姿やSACHIの美声、カリメロ&チャカピーの生き様を見ようと思っても、そいつは無理な相談ってやつなのさ。
S
よーくわかった。じゃあ俺は山本アットホームのアニメ化に尽力するぜ!
C
見えます、神が・・・
S
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