やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

市民の声を背に、総括質疑に…挑む!

2010-03-15 | 議会だより

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 ようやく、最大のヤマ場、総括質疑を終えました。私にとって、総括質疑は初めての経験。しかも私の担当した産業振興局の質疑を終えた2日後!考えただけでストレスでした。準備期間もあまりなく、先輩議員の協力も得て、ようやく質問原稿を作成。前日の夕方、質問を確定。残った時間は再質問の準備にめいっぱい使いました。

 質問は4点。敬老パス、雇用、神戸空港の土地売却そして公立保育所についてです。今回、特に雇用問題では、産業振興局で中小企業施策の強化について質問したつづきで、中小企業の振興は雇用拡大と市の税収拡大につながると、対策を強化すべきともとめました。

 今議会で任期付き職員の導入が決まりましたが、市の業務に携わる非正規職員は3千数百人にのぼり、業務量に合わせて数を調整するなど、まるで調整弁のような扱いをしているのは、社会問題となっている非正規社員に対する扱いと同じではないかと指摘し、正規雇用を求めました。同時に、神戸市の施策として、2万人雇用をすすめるのなら正規雇用で2万人を目指すべきと求めました。

 空港の土地売却、借金返済については、借金の借り換えとともに不足分を新都市整備事業会計の資金を流用するとのことで、認められないと是正を求めました。

もともと、この資金は税金を運用して得られた市民の財産。空港ができるまでは一般会計に繰り入れて市民生活応援に使っていました。ところが、空港の誕生とともに繰り入れがストップ。以来、市民に財政難を理由に福祉施策を削りながら空港にカネをつぎ込むというやり方を現市政は続けています。空港のために市民の暮らしが犠牲になっているといわれても仕方がありません。

 また、公立保育所の建設は、地域活性化・公共投資臨時交付金を使えば可能とっ積極的な対応を求めました。

先輩議員や事務局スタッフの方々のいろいろな助言、協力があってこその質疑でした。内容の良し悪しはともかく、役目を終えたことに、とりあえずホッとしています…。


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