やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

枝吉保育所裁判、不当判決!!

2008-12-17 | ストップ!公立保育所民営化

 昨日、枝吉保育所民営化裁判の判決が出されました。保護者や支援者の方々の思いと懸命のたたかいは、裁判官へは届きませんでした。枝吉保育所の廃止・民間移管処分の差し止め、取り消しと損害賠償を求めた裁判ですが、神戸地裁は、いずれも却下・棄却の判決。法廷での保護者や関係者の方々の訴え、まさに胸に詰まる内容でした。あの訴えとそれに費やされた時間は、いったい何だったのでしょうか。仕事も、家庭も犠牲にしながらみんなたたかい続けた裁判でした。悔しさを胸に、判決後の集会にも参加しましたが、これからも控訴してたたかうという原告団の方々の言葉に大いに胸が打たれました。これまで以上に応援していきたい、そんな思いでいっぱいです。

 「裁量権の逸脱・濫用とまでは認められない」とされていますが、裁量権ということには釈然としない思いがあります。今後まだまだ、”保育ビジネス”への圧力は強まるでしょう。しかし、市民の・国民の英知を結集し、子どもたちの健やかな成長を守り保障するためにも、公立保育所をまもれと願うすべての方々と力を合わせてがんばります。


枝吉保育所裁判

2008-05-28 | ストップ!公立保育所民営化

 20日、そして今日27日、神戸市を相手取って保護者たちが立ち上がった枝吉保育所民営化をめぐる裁判の証人尋問が、神戸地裁で行われ、傍聴してきました。2日とも傍聴しましたが、率直に感じたことは、この2日間の審理の中で、民営化そのものに大きな問題があるということが浮き彫りになったのではないでしょうか。裁判の内容に関しては差し控えますが、今日証言台に立った原告団長をはじめとした8人の保護者たちの証言は、とても胸を打つものばかりだったと思います。特に、私も保育所に子どもを預ける親の一人として、とてもいたたまれない気持ちでそれぞれの方の証言を聞かせていただきました。「自分たちと同じ思いを持つ保護者を、これ以上増やしたくない。これからもたたかい続ける」と原告団長は語っていました。

 文字通り保育所の保護者の支柱として尽くしてきた原告団長をはじめ、証言した保護者全員の”子どもを守りたい”という一途でまっすぐな気持ちに、頭の下がる思いです。ほんとに多くを学ばせていただいています。また、裁判でたたかってこられたすべての保護者・関係者の皆さんのたたかいを無にしないためにも、議員としてしっかりと応援していかなければと気持ちをあらたにしました。すべての子どもたち、そして保護者たちのためにも何としてもこの裁判、勝ってほしいと、子を持つ親の一人としての思いです。


公立保育所を守ろう

2007-12-13 | ストップ!公立保育所民営化

 先日、枝吉保育所の裁判を支援している会の総会に出席してきました。裁判闘争が始まって2年が経ちました。ひとくちに2年といっても、それぞれの方が自分の仕事や生活を抱えながら子供たちの保育所、子供たちをまもろうと、様々なことを犠牲にしながらたたかいに挑んでこられたであろうことが、参加されておられた方々の発言からうかがえました。闘争には、地域住民の多くの方の理解と協力が欠かせないことは、この裁判の闘争がはっきり示していると思います。私も発言の機会をいただき、福祉環境委員会での保育所民営化を始めとした議論のことなどについて発言させていただきました。2年にもおよぶたたかいのなかで、多くの方の、また子どもたちの苦しみや涙もあったはずです。ところが、これまで委員会にどれだけ請願・陳情が出されたでしょうか。「民営化に賛成だから」などという理由で、自公民の与党は不採択にし、まともに耳を傾けてはいません。保護者や市民、何より子供たちを苦しめながら、民営化を強行するやり方は、あまりにも不当です。


汚職の根絶!税金の使い方をただせ

2007-03-29 | ストップ!公立保育所民営化

 今日は、朝から汚職問題について訴えました。汚職のことを話していないときでも、いろんな方に声をかけていただき、また拍手もいただき大いに励ましていただきました。去年、市民税や国保料、介保料、保育料などの値上がりで大変なことになりました。「自分の命しかけずるものがない」と市民が悲鳴を上げている、いまだ震災からの立ち上がりのそのさなかに市民の多くの方がおかれている、そんなときに一方では汚職事件と幕引き騒動。やっぱり許せません。  枝吉保育所をはじめ、民営化の対象となった保育所では保護者や周辺住民の方々が、民営化に反対して、子どもたちのために必死になっていたとき。民営化で、多くの子どもたちの心は傷ついたのではないでしょうか。人生のうちたった1度しかない3歳であり、4歳であり、5歳であるわけで、そんな大切な成長期を、大人の都合で、しかも5000万円のために振り回していいのでしょうか。公立保育所の民営化で揺れているとき、民営化しないでとの願いに与党は背を向けたばかりか、汚職はうやむやに。  汚職の根を絶ち、なれ合い政治を正し税金の使い方をかえること。財政難といいながら、定員120人にわずか10数人の利用という採算のとれない海上アクセスに、2億円以上も補填する費用があるのならその分を保育予算にまわせば、民営化しないですむと思うのですが、みなさんいかがでしょうか。 


子どもを犠牲にするな

2007-03-24 | ストップ!公立保育所民営化

 先日、とある公立保育所の保護者会が学習会を開いていました。時間の都合で中座しましたが、学習会には他の保育所の民営化問題で頑張っておられる市民の方や保護者の方々も参加しておられました。いま、市内の一部の公立保育所が民営化されようとしています。開発の犠牲に子どもたちが…。空港の実態をみるにつけ、なぜ民営化を??納得いきません。民営化には納得できません。