Room66

ベース弾きの日記

半島を出よ

2008-12-28 18:52:02 | 雑多なコト
2005年村上龍著の大作です。
上下巻で1,000ページくらいあるので読み応えある。

2011年の近未来を書いているわけですが、前半の日本の崩壊は結構当たってます。
政権の移行や経済の衰退がギクリとするほど「今」の日本ですから。。。


今年もあと3日となりました。
ほんとに長くてアッという間の一年だったような気がします。
振り返るのは大晦日のブログでアップすることにして、今日は有馬記念で万馬券出と37年ぶりの牝馬優勝ってことで。。。ハズしたし。

それにしても来春までの「非正規社員」の失業者数がすごいコトになっていますが、いつの間にかこんなに派遣社員の数が増えたのでしょうか。
派遣法なるものが改正されてから特に製造業でじわじわと需要が増えていったようです。
この問題って物凄い根が深いのですが、要は「正規社員」を守るために雇用の形態を柔軟にしたわけで、それを後押しした団体がいるわけですよね。
はて、誰でしょうか?複雑に利権がからんでおりますが、あんまりマスコミでは取り上げていなくて派遣社員の方のデモとか自治体の支援とか、連合の支援などが「切り取られて」リポートされています。

日本って国はこういう時にはみんなで茶番劇を演じます。
そりゃね~だろ~!!と思いながらニュースや新聞を見てますが、そんな時にこの本を読んだので背筋がゾクッとしました。


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