Room66

ベース弾きの日記

RENAISSANCE

2012-05-31 21:07:13 | 音楽のコト


ここんとこ続けて新譜を買ってるが、Bass弾きたるものコレはハズせない。

5月はドタバタしてたので、ようやく昨日聴いたところ。
もはやこの領域はマーカスの世界であり、素人が真似するもんじゃない。
チョッパーから「スラップ」という新しいジャンルを創った人だし、昔と違って映像が多くあるのでマーカスフリークにとってはそれだけでも十分である。

このアルバムではジャクソンファイブの曲を入れてあるが、YouTubeで何と「ひとりBillie Jean」も見れる。
恐るべし。。。当然といえば当然だが。

ハナシを戻すとワタシ的にはボーナストラックの「リバップ」を何度も聞き直した。
ライブでも時々使う指弾きのキメ的なフレーズだが、連続でわりわりと弾かれると手に汗握る。
ま、当然のように簡単に弾いてる。

すでに「マーカス」というジャンルになった。

比較するのも何だが天才Jacoが残念だと思うのは、当時の録音技術もあってマーカスほど音源や画像を残していないところだ。
さらにこのアルバムは音がイイ。
マーカスのライブは手元画像が多いんだが、スラップであのツブ立ちの出音は驚異的だと思う。
くどいようだが、Jacoもあのブリッジ寄りでの速いバッセージは驚異的だ。
むろん左手もその音数だけ動いているわけで、本人いわく「テクニックは重要じゃない」ってのはウソだと思う。

このアルバムとカルメン・マキのアルバム、伊藤広規のアルバムは三角形のような対象にあって、1か月の間にこんな濃いベースアルバムを聴いたのも初めてだわ。
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沖縄出張

2012-05-26 00:36:15 | 雑多なコト


週末、沖縄に出張に行ってきた。2週連続南国ツアー。
とりあえずシゴトだが、泊ったところが「カヌチャ・リゾート」っていう南国のホテル。
当然のようにゴルフ場が隣接して広い広い。

沖縄は3回目になるが、那覇空港から高速が出来ておりキャンプ・シュワヴの対岸のホテルまでバスで1時間半。
空と海が抜群にキレイだった。

以前、沖縄の方から「沖縄には三つのKがあります」と聞いたことがある。
「観光」「基地」「公共事業」である。
バスガイドが米軍基地の近くを通る時、「私達にとって米軍基地の賛否を問われてもハッキリとは答えられない」
と言っていたが、何だか原発稼働問題とカブってしまった。
何と日本の米軍基地の75%は沖縄にあるという事を初めて知った。
「思いやり予算」で基地運営費用の75%を日本が払っているということは「ニッポンの国境」で読んだけど、そこまでデカイ施設だとは知らなかった。
米軍の住宅地は芝生に囲まれた箱庭みたいな家々が並ぶ。アメリカそのもの。


観光事業は相当なレベルで、その歓迎ぶりはすごい。
ホテルの宴席では島の若い娘達が沖縄の民族衣装で接待してくれていた。


沖縄の平均所得は全国最下位ということを聞いたが、国が公共事業に投下する予算は基地の補助より多くないかもしれない。
それでも那覇から伸びる高速道路はわずかな期間で完成したという事だが、島の北部まではまだ達していないようだ。
観光地の人達は皆笑顔で迎えてくれるが、沖縄の人たちの笑顔は抜群にイイ。



それにしてもプールがいくつもあるこのカヌチャ・リゾート・ホテルってのは、相当な維持費が要るだろうと余計な心配をした。
もう一度行ってみたいと思う場所にするのが観光地の宿命だが、そういう意味では自分の住んでるトコはどうなんだろう?と思ってしまう。

そんなコトよりホテルから家に帰るまでバス→飛行機→新幹線の乗り継ぎで6時間てのはキツかった。
行きは直行便で2時間半だったが、帰りは弾丸ツアーそのもの。気温差15℃くらいあったし。
ゴルフした後で乗り物6時間ってのは難儀だ。連泊してゆっくり帰って来るべきだったかもね。

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宮崎出張

2012-05-23 22:13:13 | 雑多なコト
先週末、宮崎に出張。

有名なシーガイアリゾートってとこに行ってきた。
ま、ゴルフがメインだが。。。


ホテルは「シェラトン」で超豪華!!
この辺一帯はバブルの日本を感じてしまう。
TV番組で元知事が「中国資本がシーガイアを買いに来たことがある」
と言ってたが、フロント付近では中国語が聞こえていた。

某メーカーの表彰式だったが、懇親会の最後に何と渡辺真知子のステージが。。。。
バックはトリオ構成で滅茶苦茶うまい!!!
約130名の酔っ払いのおっさんが静まり返った。
客層もあるが、あれだけ酔いが回ってると結構チャチャが入るもんだが、アンコール入れて約30分の宴会の締めを完全に独り占め。
このバンドもウッドベースがメチャうまい。
ドラムとベースだけで曲が完結してるし。
バックバンドはJazz屋さんで、ヒット曲をJazzアレンジしていた。
途中ベースソロがあったけど、完全にJazz屋さんのフレーズ。

PA・照明も入っていたので音もイイ。
音数が少ないので聴いてる自分が手に汗握るという始末。
週末弾丸ツアーだったけど、トクした気分でした。
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ニッポンの国境

2012-05-20 00:07:06 | 雑多なコト
西牟田靖「国境」シリーズのまとめ本です。
最近の取材も加えて北方領土、竹島、尖閣諸島が時系列にわかりやすくまとめてある。
折しも尖閣諸島近海での漁船衝突事故があった後に発売されており、国境を知るにはいい本だと思う。
政治的、学術的、史実などの面倒なハナシよりも現地の今を書いてある。


以前著者の「僕の見た大日本帝国」「誰も国境を知らない」をブログで紹介したところ、直接本人からコメントを頂いた。
何より辺境に足を運んで直接国境を見、取材して書いているため実にリアルな内容である。
国境という言葉は海に囲まれた日本に住んでいると、それぞれの地域近辺に住む方には直接関わる問題であるが、遠く離れた地域の日本人にとっては、それほど身近な問題ではない。
国境に関わる戦後のややこしい問題などは今の日本人にとっては遠い「戦後」である。
知らなくてもいいし、教育現場で教えてもいない。

識者の方や専門家からみれば、そこはちょっと違うという内容もあるかもしれないが、淡々と綴ったルポが歴史に弱い私には読みやすく一気読みしてしまった。


ハナシは横道にそれるが、先日東大大学院経済学部の伊藤元重教授の講演を聞く機会があった。
現代はグローバル経済なくして日本の経済は語れない。
特に国境問題を抱える三つの国との関係も微妙であるが、国境問題があるがために「棚上げ」という外交も少なからず耳にする。
まぁ、お隣同士は一定の距離を置いて仲良くすればいいのであって、太平洋を越えた遠い親戚(そうでもないか)にはそれなりの付き合い方ってのがあると思う。

この本を読むと、国境の戦後処理にあやふやな部分があったためずるずると何十年も問題を抱えてしまったことがよくわかる。
何しろ日本は「敗戦国」で、一定期間遠い親戚に統治されてたわけですしね。



コメント (2)
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FROM THE BOTTOM

2012-05-16 20:36:49 | 音楽のコト
カルメン・マキの新譜が出ておりまして。

ドラムレスでこの世界。
ベースのひとつひとつの音価に聴き入ってしまった。
アップライトベースの表現ってのはコレなんだ!
まだまだ修行が足りないと実感しました。

40周年記念のアルバムということですが、あの声は衰えを知らず。
いやはや、参りました。
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