Room66

ベース弾きの日記

弦のハナシ

2009-11-25 22:55:27 | 楽器のコト
Bassの弦はここ数年エリクサーだけ使っていました。

エリクサーの価格は普通のBass弦の倍くらいするが、とにかく長持ちする。
コーティングされているので手触りも良い。
が、新品弦の「ジャリーン」って倍音は少ない(新品弦が落着いた感じ)

久々に違う弦でも使ってみるかとネットで調べたら「DUNLOP」と「Sadowsky」がなかなか良さそうなんで、それぞれニッケルとステンレスを購入。

DUNLOPのステンレスをアトリエZに張った。
3弦が死んでた。。。たまにハズれがあるんだよなぁ。。
速攻でSadowskyのステンレスに張替えた。
久々に耳にする強烈な倍音。
いーぞー、これ。
でも弦がザラザラしてて、指がひっかかる。

試しにSadowsky本体にDUNLOPのニッケルを張ってみた。
指ざわりはステンより滑らかで倍音も出る。
佐渡には色々な弦を試したが、Dean Maklyが一番よかった記憶がある。
当時は月イチ以上の間隔で交換してたので、サイフが結構イタかった。

今回、2メーカーのニッケルとステンを試したけど、PUとの相性があるように感じました。
何たってPUは磁石ですから振動する金属との相性は多少あるかも。

新品弦でも死んだ弦でもアンプ通してしまえば、さほど変わんないだろうという意見もありますが、ナマ音の悪い楽器はアンプ通しても「もや~ん」とした音しか出ませぬ。
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The Ten Shades of Blues

2009-11-11 23:24:30 | 音楽のコト
リチャード・ボナの久々のソロアルバム。

期待が多かっただけに「あれ?」でした。
どこかの雑誌に「ソロアルバムに恵まれない・・・」と評されていましたが、確かにサポートでのプレイでは名盤が多く、ソロアルバムはいまひとつ売れないようです。
民族色が強いのか、あの手の楽曲が好きな方はともかく「BLUES」に期待して買った人には肩すかし。

ボナのソロでは「Bona Make You Swest」が私的には一番です。
それにしても多彩なプレイヤーであることには間違いなしですが、雑誌のインタビューでは歌えるベースということでスティングと比較されることをとても嫌っている。
数年前の雑誌のインタビューでもデビュー当時スティングみたいに弾いてくれと言われ、断ったとか書いてあったような。
今回のインタビューでは「Jacoと呼ばれたい」とまで言っていた。
デビュー当時はJacoの再来と言われたが、多くのスタジオワークの中でその片鱗を覗かせたものの、このアルバムょを聴くとやはりボナの個性は彼独自のように思えます。

Bass関係の雑誌やJazz雑誌などもネタが切れるとジャコの特集をしますが、それを嫌ってジャコなんか聴かないというアンチもいるようです。
ただ、あの時代にフレットレスのエレキベースであの速いバッセージで音程のズレもなく弾くというのは、相当な練習量と音感やセンスの良さが無ければ実現しなかったと思います。
多弦Bassや3フィンガー、4フィンガーなどプレイスタイルが超絶系になっても、Jacoの存在はBass界にとって絶大なものだと感じました。
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moon JJ 1980頃

2009-11-02 23:57:15 | 音楽のコト
『moon JJ』長男として君臨?する(した)パッシブのジャズベモデル。
当時、moonがシェクターなどのパーツを使い市販したもので、ヘッドロゴがシールだったので初期のモデルだと思う。

このベースはいろんな思い出がありまして。。。。
偶然にもこのベースをメインに使っている当時のBandのメンバーが帰省して、土曜の夜に呼び出しがありました。
昨日はこの寒いのにゴルフだったので、早めに寝ようとパジャマ着てた時間です。

土曜日、偶然にも楽器部屋の掃除をしていたら当時の写真が出てきたので持参して爆笑してました。

当時メンバーはまだ20代前半で社会に出て下っ端の世代。
バンドだけは週2回キッチリと練習してました。
周りのオトナ達からみれば何でそんなコトにアツくなれるのか、今やるべき事は他にもあるだろう。みたいな価値観のズレは感じていました。
きっと今の自分がそのくらいの世代に説教するくらいの隔たりがあったかと。

今だから「思い出」として笑い話になりますが、当時はライブハウスより会館や野外などの大きな舞台が多かったような気がします。
鮮明な記憶としてステージに立つ前は妙な自信があった事です。
若さかもしれませんがメンバーも強力で何よりボーカルがすごかった。


あれから30年。

このベースは思い出もあって手放してはいませんが、ネックジョイント部が起き上がりハイポジションが弾けません。
指板張り替えかネック交換ですが、おそらく指板張り替えのほうが高額になろうと思われ。。。。

当時はこのベースにSUNNのコンサートベースという38cm×2発のベースアンプにシールド一本でした。
MXRのコンプレッサーとか流行りだした時代でしたが、コンプは何となく音の輪郭がハッキリしなくなるので使っておりませんでした。
当時の音源はPA卓に直でしたので、新品弦の倍音ギラギラの音で鳴っております。






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