日本のエコはヘンだ！

昨年は「偽」の年でしたが、年明けすぐ再生紙の問題で大手製紙メーカー揃って謝罪会見がありました。

そもそも１トンの紙を作るのに２～３トンの木材が必要なわけで、１０年以上前から古紙を回収して再生紙として利用しましょう！という流れとなりました。

古紙からインクなどを抜く脱墨や、紙として利用できるように白くする漂白など、パルプから普通に紙を製造する何倍もの時間とコストをかけます。
さらにCO2排出や漂白剤による工業排水、エネルギー消費などを考慮するとホントに再生紙ってエコ？という議論はずい分前からあったようです。
最近では古紙が足りず、街角のフリーマガジンをごっそり回収して業者に売却ってこともあったそうです。（業者が回収してたという噂もあるが）
某大手製紙会社も2007年に100%古紙再生紙を製造中止（お手上げですよってコト）しました。
ところが、お上のほうはず～っと100％古紙再生紙を使うことによって「環境」にやさしいと勘違いしてたようです。
コピー用紙の裏を使って「節約してますよ」っていう自己満足みたいなもんですね。
そのへんのズレが今回の事態を招いたようですが、欧米では製紙方法そのものが日本と違っており、ECF（無塩素漂白）という技術を使った用紙が主流です。
コストの問題もあり、国内ではまだ少ない製造法ですが、今後見直されていくと思います。

ずーっと前に割りばしが森林伐採に影響するってんで「マイ箸」ってブームがありましたが、何処に行ったのやら。。。。

大腸ポリープ×２

更新サボって申し訳ない。

1月15日～17日まで大腸ポリープの内視鏡手術で入院してました。
病室に入って病衣に着替えると、何となく病人になった気分（一応病気だが）
さらに入院当日は昼夜とお粥なんでチカラが出ません。
就寝前に下剤を飲むんですが、夜中にハラが痛くて何度も目が覚めました。

手術当日は朝からお約束のニフレック２リットルを飲みます。
もちろん食事はナシ。手術は午後３時頃だったので、腹は減るし下痢ピーだし、だんだんチカラが抜けていきました。
入院は３日もあるのでＰＣ一式からＣＤやＤＶＤまで持ち込んだものの、何もする気になれず、ただ呼ばれるのを待つばかり。

午後３時頃にやっと呼ばれ腸の動きを止める薬を注射され、止血用の点滴に何やら眠くなる薬を混ぜられ「すぐ眠くなりますからね」と言われたが、かえって目がさえてしまった。

内視鏡手術自体は４０分くらいで終わり、車椅子に乗せられレントゲンを撮って部屋に戻りました。
レントゲンを撮るあたりから脱力でフラフラしており、部屋に戻って爆睡。。。
ほんでも腹が減って午後６時には起きて水みたいな「五分粥」を流しこんで爆睡。

いちお～２週間は禁酒禁煙、刺激物だめらしいです。
今一番食いたいのは焼肉・ラーメン・味の濃い～ヤツ。。。。

2008

新年明けましておめでとうございます。

今年は休みが長く、ヒマだったくせに全く更新もせずに７日になってしまいました。
日々チェックいただいた数少ない閲覧者の皆様、申し訳ありません。。。。


ところで今年最初のアルバムですが、何と！加藤和彦「うたかたのオペラ」
1979年からリリースされた三部作「パパ・ヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」の中の１枚です。
何故かこのアルバムのテープを持っておりまして、25年程前によく聴いておりまた。
原盤のレコードは当時利用していた「レンタルレコード店」の店主の趣味で「コレいいよ」と言われて借りてきたような記憶があります。

正月中にふと思い出して探してみたら何とCDが紙ジャケで再販されておりました。
かんじんな内容ですが、まぁマニアな世界というか加藤和彦の独特な世界一色です。
去年TV番組で「タイムマシンにお願い」を旧ミカバンドのメンバー総出演（Vo.は別）で見た時にぁ腰が抜けそげになりましたが、このアルバムには全く別な加藤和彦の世界があります。
当時は三部作とは知らず、このアルバムと「ベル・エキセントリック」しか聴いておりませんので、後日「パパ・ヘミングウェイ」も聴いてみたいと思います。

最近、こういった廃盤になったアルバムが突然再販されて売切れとかになるので、要チェックですなぁ。


てなコトでちょっと長い正月休みは何のイベントも無く、天気も安定しており穏やかな日々でした。
ヒマなんでテレビばっか見ていましたが、環境問題とかの特集が多かったようです。特にニューカレドニアのニッケル資源など、今までは遠く離れた日本が一番の消費国だった事すら知らず（現在は中国だそうです←もっとスゴいらしい）何万トンの土から採取される僅かなニッケルを掘り尽くしてるという事を初めて知りました。

雪の無い正月ってのは確実に温暖化が進んでいるワケで、我々の環境をじわじわと蝕んでいるんですね。