目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

【下見】会津若松

2019-07-12 09:54:10 | ウォーキング
秋の旅行はふるさと探訪シリーズで福島県会津若松を予定しており、下見に行ってきました。福島出身の方は複数いらっしゃり、以前中通りの須賀川をすこやか歩こう会の旅行で訪れたことがありますが、会津は遠すぎて旅行代金が高くなりすぎるという懸念があり、なかなか踏み切れずにいました。普通に払うと上野からの交通費が片道9,070円かかり、宿代を含めると三万円をオーバーします。今回はツアー料金が25,700円、「被災地応援ツアー」で東京都からの補助が三千円あるので22,700円です。65歳以上はさらに500円の割引があります。


喜多方ラーメン
上野9時02分の新幹線に乗り、郡山乗換で磐越西線会津若松駅に到着したのは正午ごろ。コインロッカーに荷物を預けて駅前のまるたか食堂で昼食にしました。写真はねぎ増し、玉子はサービスです。ラーメン美味しかったですが、本番の秋の旅行でここを訪れるかどうか、諸事情を検討しなければなりません。


あいづっこ宣言
大河ドラマ「八重の桜」は見ていなかったのできちんと理解できていないのかもしれません。この看板が町のいたるところにあり、「説教臭い町だなぁ」というのが私の印象でした。子供にこれを強いるということは立派な大人が多いのでしょう。武家の街ですが、金沢とはずいぶん違う印象を受けます。


沙羅双樹

鶴ヶ城のお濠

鶴ヶ城の案内板

お菓子屋さん



鶴ヶ城のお濠
まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇが30分に一本の頻度で走っているので、観光の足は悪くありません。ハイカラさんは反時計まわり、あかべぇは時計回りでそれぞれ一周一時間くらいです。ハイカラさんに乗り鶴ヶ城を目指しました。鶴ヶ城入口でバスを降りて鶴ヶ城会館まで三分くらい。
春の旅行では荷物を預ける場所がなく宿泊用の荷物を持ってのウォーキングだったのでかなりばてました。秋の旅行は荷物を預けられること、歩く距離を調整するための交通機関があることを重要視しました。今回、郡山からの交通手段を磐越西線にするのか、高速バスを利用するのかが下見のテーマの一つでもあります。鶴ヶ城会館にコインロッカーがあり、高速バスは鶴ヶ城まで運んでくれるので秋の旅行は郡山からバスを利用します。
案内図では「北出丸」が下にかかれており、南北が逆転しています。参考にした「あいばせ」の市街図は東が上にあり慣れるまでかなり混乱しました。



曲輪



曲輪



鶴ヶ城

歴代城主

鶴ヶ城案内図
会津若松一番の見所でしょう。天守閣に登りたい人やゆっくり見たい人など様々だと思うので、この場所の観光は昼ご飯を絡めて自由見学ということになるでしょう。今回の下見でも天守閣へは行きませんでした。お城の醍醐味は見上げてこそだと思うんですよ。城の案内図は北が上になっていました。


お菓子屋さん


宮泉銘醸
こちらの蔵では清酒宮泉を試飲できます。県内ブランドが宮泉で県外には寫楽の名前で販売しており、私の好きなお酒の一つです。焼酎も試飲できました。


会津若松市役所本庁舎

小澤ロウソク店

野口英世青春通り

旧黒河内胃腸病医院

山新商店

福西本店

旧會陽医院跡

会津天宝醸造
宮泉銘醸さんで試飲した後本隊はまちなか周遊バスあかべぇで、私は写真を撮りながら歩いて七日町駅へ向かいました。野口英世は猪苗代の出身で青春時代をこちらで過ごしたようです。古い建造物を見ながら歩くのがこの町の楽しみ方だと思いました。


下駄屋

小野屋造花店

鶴乃江酒造

おんば様祭り

東軍墓地


渋川問屋

バンダイスポーツ
七日町通りには見どころがたくさんあります。新潟と会津を結ぶ会津沼田街道であるため、古くから商店が並んでいたようです。七日町中央バス停からあかべぇに乗り会津若松駅へ。ロッカーから荷物を出して再びあかべぇに乗り、会津武家屋敷まで宿の車で迎えに来てもらいました。


宿から湯川
今回の宿は秋の旅行でも予定している東山温泉の原瀧です。公共の宿ではないので食事のアルコール代が高かったりするのではないかと思いチェックポイントでしたが、居酒屋レベルでした。お酒の種類もあり食事もおいしかったので秋の旅行では皆さんに喜ばれることでしょう。


東山温泉案内図

東山温泉駅

湯川

竹下夢二

宵待ち草の歌碑

射的場

向瀧
東山温泉駅まで宿の車で送ってもらってハイカラさんに乗ります。


白虎隊

霊牛神堂

厳島神社


さざえ堂
飯盛山下バス停前のお土産屋さんで荷物を預かってくれたのですが、何も買わない食事もしないではちょっと心苦しい感じでした。さざえ堂は国指定重要文化財とのことですが、一度見ればいいかな?



犬が店長のまちの駅
ハイカラさんで会津若松駅へ行きコインロッカーに荷物を預け、再びハイカラさんで七日町中央へやってきました。


野口英世洗礼の地

末廣酒造嘉永蔵
江戸時代嘉永年間に建てられた蔵です。蔵以外は焼失して再建したものだそうですが、30分ごとにツアーで酒蔵の解説をしてくれます。ツアーに参加しなくても試飲をしたり、お土産を買ったり。


清酒末廣

この蔵で原料となる酒米

お酒造りのお勉強

昔の釜、麹室

酒ふね
お酒造りのお勉強をしてから昔使われていた道具の見学です。知っているつもりでも知らないことが多く、勉強になりました。受賞する日本酒はほぼ山田錦を使用しているそうで、兵庫産の山田錦を使用しているとは意外でした。勝手な想像で会津の水で育った米と、会津の水で造る日本酒がおいしいのだと思っていました。調べて見ると山田錦の北限は新潟県上越で会津で山田錦は育たないようです。また、山田錦は八割がた兵庫産とのこと。



古酒貯蔵蔵
日本酒には賞味期限というものはないそうで、古酒も好まれるとのこと。値段はそれほど高くなくて、500円×年数+元のお酒の値段とのこと。光に当たると酸味が出るので暗い部屋に貯蔵してあります。見学を終えると電気も消され真っ暗になります。


伝承山廃
「山廃」という言葉は知っていましたが、意味を考えることはありませんでした。山卸という大変な行程を廃止した酒造りということで画期的な発明のようです。山卸をWikipediaから引用します。
ひとくちに言えば、山卸(やまおろし)とは、蒸した米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程である。
酒造りが近代化される明治時代以前は、精米は水車で行なわれ、半切り桶の中に蒸米と水をいれ、櫂(かい)で丹念にすりつぶすという大変な重労働であった。明治以降、産業革命の波がしだいに日本の醸造業にもおよび、精米はある程度まで機械で行なえるようになると、これにともなって麹の酵素が白米に吸収されるので、蒸米をつぶす山卸は必ずしも要さなくなった。蔵人のあいだでは山卸の心得を「櫂でつぶすな麹で溶かせ」などという。



コンサートホール


社長の居室

酒器も販売していました

精工舎の時計
階段を上がると社長の居室があります。お酒だけではなく酒器も製造販売してたそうです。時計のメーカーはSEIKOではなくSEIKOSHAでした。


扇の欄間

室井東志生作品




欄間に描かれた扇と末廣の説明を受けその時にはなるほどと思ったのですが忘れてしまいました。


仕込み水
近所の人が水をもらいに来ていました。末廣酒造嘉永蔵の見学はお勧めです。説明を受けてからの試飲も格別です。


蕎麦

七日町パティオ

まちなか周遊バスバス停

会津若松駅

磐越西線と只見線
酒蔵見学の後そばを食べ、会津若松駅へ戻り、予定より一本早い磐越西線に乗り郡山へ向かいました。

すこやか歩こう会の皆さんは、秋の旅行を楽しみにしていてください。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
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