目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

目黒七福神コース 約7Km

2017-01-08 15:08:14 | ウォーキング
あけましておめでとうございます。
2017年の歩き始めは毎年恒例となっている七福神めぐりです。このコースはすこやか歩こう会が始まった時から設定されているもっとも古いコースの一つです。違和感なく「目黒七福神」と謳っていますが、正しくは「江戸最初山手七福神」です。なぜ「江戸最初」がつくかと言えば、新宿区を中心に歩く山手七福神と区別するため。
先日のブラタモリで目黒を紹介したためでもないと思うのですが、これまでで最も人出が多かったと思います。
七福神めぐりは期間が限定されていることが多いのですが、江戸最初山手七福神めぐりは一年中行うことが出来るとのこと。法事など特別な事情で対応できないときを除き、いつでも御朱印をいただけるということです。


写真:集合は大鳥神社
山手通りと目黒通りが交わる場所にある大鳥神社で集合し、境内をお借りしてストレッチを行います。





写真:蟠龍寺(弁才天)
一つ目は七福神の中でも紅一点の芸能の神様。音が同じということで「弁財天」と表記されることもあるインド出身の神様です。
20人の集団が混雑の主な要因だとしても、これほどの人出は見たことがありません。生け花の蝋梅がきれいに咲いています。


写真:蛸薬師の白梅



写真:滝泉寺(目黒不動:恵比寿)
二つ目は七福神の中で唯一日本由来の恵比寿様。古くは「大漁追福」の漁業の神で、時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神となっています。
お寺の裏には甘藷先生青木昆陽のお墓があり、サツマイモが供えられていました。


写真:目黒新橋

写真:大円寺(大黒天)
目黒新橋は権之助坂の下部になります。大円寺の前の行人坂が元の通りですが、江戸時代雨になると通行が困難になる急坂だったため、地元の庄屋である菅沼権之助さんが作ったと言われる権之助坂。道を勝手に作ったことを幕府にとがめられ死罪になったという話もありますが、真相はどうなのでしょう。
大黒様はインド出身の神様が日本の大国主命と合わさって信仰されている神様。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神様となりました。




写真:妙円寺(福禄寿、寿老人)
ここから港区になる妙円寺。福禄寿、寿老人は同一人物と言われることもありますが、一説によると双子とか。中国出身の長寿の神様。
早咲きなのでしょうか紅梅が満開でした。




写真:瑞聖寺(布袋尊)
布袋様は手にした袋から財を出し与えてくれるという、中国版サンタクロースでしょうか。こちらのご本堂は国指定の重要文化財ということです。






写真:覚林寺(毘沙門天)
最後にお参りするのが白金の清正公。毘沙門天は戦いの神様という印象でしたが、「仏教に取り入れられてから、福徳増進の神としてしだいに民衆に信仰される」となっています。宝船に乗っているのだから七福神はみな福をもたらしてくれるのです。インド出身ですがインドでは「財宝神とされ、戦闘的イメージはほとんどなかった」とのこと。
毘沙門堂の隣には稲荷堂があり、キツネがお稲荷様をお守りしています。



写真:明治学院


写真:池田山公園
桜田通りを高輪台までのぼり、西へ折れて池田山公園へ。かつてはここにも三田用水から引かれた水で滝が流れていたそうです。この公園の蝋梅はまだ開花前です。

目黒駅で解散をして、一部有志は天狗で新年会。旬鮮酒場天狗目黒西口店はインターナショナルな雰囲気で、ベトナムやスリランカ出身の店員さんが多いのです。インドや中国からやってきた神様を拝み、天狗で食事をする江戸最初山手七福神めぐりは、インターナショナルでした。

本年もよろしくお願いいたします。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


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