期限切れサンマすり身、給食に…87人食中毒
2016年01月23日
福島県は23日、下郷町の町立小中学校計2校で、給食を食べた児童生徒84人(7~15歳)と教諭3人の計87人が発疹や頭痛などを訴える集団食中毒があったと発表した。
県は21日の給食に使われた消費期限切れのサンマのすり身が原因として、会津若松市の水産物販売業「若松魚類」を23日から2日間の営業停止処分とした。児童らはいずれも軽症という。
県によると、すり身からアレルギーに似た症状を引き起こす化学物質ヒスタミンが検出された。すり身は冷蔵保管で昨年8月が消費期限だったが、「若松魚類」は期限前日にラベルをはがして冷凍保管。「冷凍保管をすれば消費期限が延びると思った」と話しているという。
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