湿原の静けさたたえ沢竜胆
雨だれの闇艶やかに夜長し
紙芝居声透りくる路地の秋(推敲)
<薔薇園に>
秋月という秋薔薇もあざやかに
隣市に行って通り縋りに薔薇園に立ち寄った。以外にも夏に見た時より秋の薔薇が華やかと言うよりもとても色鮮やかだと思った。昼夜の気温差が大きいので色が鮮やかになるのだと言う。秋月という薔薇の控えめの品の良い黄に惹かれた。
雨だれの闇艶やかに夜長し
紙芝居声透りくる路地の秋(推敲)
<薔薇園に>
秋月という秋薔薇もあざやかに
隣市に行って通り縋りに薔薇園に立ち寄った。以外にも夏に見た時より秋の薔薇が華やかと言うよりもとても色鮮やかだと思った。昼夜の気温差が大きいので色が鮮やかになるのだと言う。秋月という薔薇の控えめの品の良い黄に惹かれた。
可憐な草花が静かな湿原の岸辺にちらほらとうずくまっている様子が想像されます。秋の風物詩を平易なことばでさりげなく詠まれているのが大変印象的です。
広い湿原にひっそりと静かに咲いている沢竜胆。そのような光景を思い浮かべると、心が澄んでくるように思います。