きょうの俳句(9/15)ー木の実 2007-09-15 06:47:32 | Weblog 瀬を離れまた巡り遇う秋の郷(推敲) 秋の陽に影まだ確かと秋の蝶 掌の木の実にほのり血が通う 鵙猛る背信の徒へ我もまた « きょうの俳句(9/14)ー男郎... | トップ | きょうの俳句(9/16)ー沢竜... »
6 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 木の実 (大山 凉) 2007-09-15 08:34:01 掌の木の実にほのり血が通う拾い上げた木の実に掌のぬくもりが伝わる新たな命の誕生をめでるやさしさが伝わってまいります。 返信する 大山 凉様へ (志賀たいじ) 2007-09-15 13:07:37 "木の実"の句に嬉しいコメント有難うございます。朝の散歩の靴底に感じた異物のまだ青い団栗の実を無意識に握ったまま、家まで来てしまった。掌の中で温まった実に血が通った様な親密感と子供の頃を思い起こさせた木の実でした。 返信する 好きな句 (おおにし ひろし) 2007-09-15 19:30:50 秋の陽に影まだ確かと秋の蝶秋蝶といいますと、ほぼ死の寸前の弱々しい蝶を想像しますが、事実地に落ちた蝶を今年二度だったか・・・見かけました。短い命をはかなく思います。しかし、この句のようにしっかり生きて野の花にとぶものも沢山見かけます。作者の暖かい眼が注がれています。 返信する 好きな句 (河野渓太) 2007-09-15 21:55:43 秋の陽に影まだ確かと秋の蝶たとえば揚羽蝶のような、かなりおおきいゆったりとした蝶を想像します。どこかの政治家のようにバッタリと落ちてしまうようでは論外ですが--。確かな生命力を感じさせてくれる好きな句です。 返信する おおにしひろし様へ (志賀たいじ) 2007-09-16 06:11:00 敢えて秋を重ねてどうかと思った秋蝶の句に嬉しいコメントを戴き有難うございました。揚羽蝶の様なものから中には翅を傷めている小さな白蝶まで、野の花に落す影がまだ確りしているのを見て小さな生き物の生命力を感じての詠みでした。 返信する 河野渓太様へ (志賀たいじ) 2007-09-16 06:17:16 敢えて秋の陽と秋の蝶と秋を強調した句でしたが、素敵なコメントを戴き嬉しいです。野に小さく咲く花に訪れる揚羽の様な大きな蝶から羽根を摺れ切らした様な小さな白蝶まで、あちらこちらに飛ぶ影に小さな生き物の生命力を感じた一句でした。拙い句にお目通し戴き有難うございます。 返信する 規約違反等の連絡
拾い上げた木の実に掌のぬくもりが伝わる
新たな命の誕生をめでるやさしさが伝わってまいります。
秋蝶といいますと、ほぼ死の寸前の弱々しい蝶を想像しますが、事実地に落ちた蝶を今年二度だったか・・・見かけました。短い命をはかなく思います。しかし、この句のようにしっかり生きて野の花にとぶものも沢山見かけます。作者の暖かい眼が注がれています。
たとえば揚羽蝶のような、かなりおおきいゆったりとした蝶を想像します。どこかの政治家のようにバッタリと落ちてしまうようでは論外ですが--。確かな生命力を感じさせてくれる好きな句です。