美しき引力よ燦々と散る木華
陽のゆるむ小鳥の影へ障子開け
美しき引力ひたすら樹氷散る(推敲)
流氷が視界にない。一昨日の一夜の嵐が沖へ沖へ曳きずり去ったのであろうか。北風が悪戯すれば直ぐ戻って来る、何年も同じことを繰返して春が近づいてくるのです。木華は体調を崩す前に出かけた時、樹氷の散る中を通りぬけた時の詠みです。
陽のゆるむ小鳥の影へ障子開け
美しき引力ひたすら樹氷散る(推敲)
流氷が視界にない。一昨日の一夜の嵐が沖へ沖へ曳きずり去ったのであろうか。北風が悪戯すれば直ぐ戻って来る、何年も同じことを繰返して春が近づいてくるのです。木華は体調を崩す前に出かけた時、樹氷の散る中を通りぬけた時の詠みです。