きょうの俳句

癌と闘う自分への応援詩
--志賀たいじ[花冠同人]の俳句ブログ

きょうの俳句(2/15)~  木華        

2008-02-15 14:35:30 | Weblog
美しき引力よ燦々と散る木華
陽のゆるむ小鳥の影へ障子開け

美しき引力ひたすら樹氷散る(推敲)
流氷が視界にない。一昨日の一夜の嵐が沖へ沖へ曳きずり去ったのであろうか。北風が悪戯すれば直ぐ戻って来る、何年も同じことを繰返して春が近づいてくるのです。木華は体調を崩す前に出かけた時、樹氷の散る中を通りぬけた時の詠みです。