犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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利根に残る渡船場

2013年11月19日 | のりもの
[あらすじ] 鮭の遡上を見に、利根大堰へ。
堰の数km上流が産卵場だというので、見に行った。


流れのど真ん中に中州はあるけれど、そこらは深さが充分にあるので、
渡し船が通しやすいのだそうな。

昔はこうした渡し場が数多くあったが、架橋が進み、
利根川では今はこの一箇所が残るのみ。
対岸の群馬側の、千代田町が県から請け負って運営しているということだ。

渡船場があるので、バスは河川敷まで入る。
堤防の内側にバス停がある。
バス停の横には待合小屋がある。
小屋の横に旗竿があり、黄色い旗が下がっている。
横の看板に曰く、

ポールの旗を揚げると渡船小屋から渡船に乗りたい方が確認できますので、旗を引き揚げてください。
なお、渡船が動き出したのを確認されたら旗を下してください。
※ポールの旗=黄色の旗

なんと。
やってみたいではないか。

小屋の中には運航案内が貼ってあり、曰く、

○赤岩渡船は対岸へ渡るための船ですので遊覧船ではありません
県道の一部として運航しておりますので無料でご利用できます。
○増水や強風などにより運航が危険な場合は群馬県側に赤旗を揚げ運休いたします。
(下線、文字色は掲示のまま)

つまり、
地元の人の道としてやってるんだから観光のためにタダで往復したりするなよ
ということが読み取れる。
ぶらりと立ち寄った私が、鮭が死んでいると噂の中洲を間近で見るためだけに
呼び付けられる船ではないのだ。

しかたない。
遠慮しよう。

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