犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ヨコエビはじめまして

2020年08月14日 | イキモノタチ
[あらすじ] 庭のトロ舟にメダカの赤ちゃんが。

友人宅からもらってきたトロ舟に、
土を入れ、水を入れ、
なじんだところに水草をあれこれ買ってきて植えた。
菱、水虎之尾、水木賊、溝隠し、鼈鑑、長葉沢瀉、姫白浅沙
ヒシ、ミズトラノオ、ミズトクサ、ミゾカクシ、トチカガミ、ナガバオモダカ、ヒメシロアサザ
どうせどれかうまくいかないだろうと思って、あれこれ植えまくった。

それから、メダカを入れた。
最寄りのホームセンターのメダカはどうもうまくいかない。
鉢に泳がせても、バタバタ死んでいく。
トロ舟に入れたものは比較的に元気ではあった。
しかし、どんどん数が減る。



あーあ、もう一匹しかいない。と思った頃、
仔メダカに気付いた。
気付いてみると、けっこうな数がいるようだ。
親メダカは小さい仔メダカを食ってしまう。困った、
と思っていたら、そのうち死んでしまった。
ちょうどいい…。



その仔メダカどもが、元気に育っている。
群れでギュンギュン泳いでいる。

ヒメダカらしく黄色いのと、
ものすごく黒いのと、半々くらいか。
いや、黒いのは見えにくいから実は黒が多いのか。
しかし黒いな。



トチカガミがいやに勢いが良い。
このままだと来週にも水面を覆ってしまいそうだ。
そうなると、他の物が衰えてしまう。
ヒシなんか瀕死だ。

トチカガミだけ、別にするか。



梅雨が明けたので、放っておくと庭の鉢の水位が下がる。
水が減ると、水温が上がりやすくなる。
メダカには良くないだろう。

水を足すために、バケツに汲み置きする。



一日ほど置いた水を、鉢に入れよう
とすると、何か浮いている。
なんぞの虫が落ちて溺れたのだろう、
と見過ごしそうになるが、
どうも溺れてはいない様子だ。

単に溺れていないのではない。
落っこちたけれど水を弾いて無事に浮いている、のではない。
水でも平気な様子だ。

何だろう、と摘まみ上げてみる。
視力が落ちたので、その場ですぐには見えない。
ちょいと器に入れて、室内に持ち帰り、カメラで接写して、画像を拡大して見る。



全体は7㎜くらいの体調。
甲虫の幼虫のような白い色で、半透明。
腰がとても曲がっている。
そのせいか、立つというか、這うことができない様子だ。

脚は、6本ではない。
水棲昆虫の幼虫だろうか、とも思うが、
何かが違う。

黒いつぶらな目が、点、と在る。
昆虫の目とは違う。

脚が多く、甲が並んで腰が曲がって、触角が有って、口器がわしゃわしゃしているが、
エビのようでエビではない。
エビには立派な頭部が有るが、こいつには、無い。
目も、出っ張っていない。

水中でも平気なようだが、水の外に出ようとして何かに掴まる。



「淡水 エビ」で検索すると、ヌマエビなどがヒットしてしまうので、
「淡水 エビじゃない」としてみたら、お揃いのお写真が見つかった。
ヨコエビ。

同時に、ツイッターに写真をアップして質問してみたら、
この者をプロフィール画像に使っている人がコメントをくれた。
「オカトビムシの類のメスでしょうか。」

腰の曲がり過ぎた姿を見て、トビムシに似ているな、と思った。
雨上がりに水溜まりの表面にどこからともなく湧いているのは
ムラサキトビムシという。
仲間か!

と思ったが、「系統としても遠いでしょ」とご指摘を受けた。
これは形が似ているから似た名前が付いているだけで、
仲間でもなんでもない。
形が共通するから仲間かと思うなんて、前々世紀的な間違いだ。とほほ



えらいこと腰が曲がっているので立てない感じ、と見たのは
本当にそうらしく、
立てないから横向きのまま蹴って移動するらしい。
だからヨコエビ。

動くところを見ないまま、元いた所辺りに帰してしまった。



数日後、再会した。
いや別に、こないだの同一ヨコエビ物ではないとは思う。

風呂場の床に倒れていた。
倒れているつもりはないのだろうけれど、ヨコエビだからヨコになっている。
摘まんで窓から放り出しておいた。

見る時は見るのか、
知ったから目に入るのか、
それとも家の周囲にヨコエビが大発生しているのか・・・
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