2006年に観賞した外国映画30作品の中から、独断と偏見によるマイ・ベストテンおよび勝手に個人賞を発表します。
基本的には2006年度に初公開された作品で、かつ私が映画館で初めて観賞した作品を対象にしています。ただし長野県松本市を中心とした映画鑑賞を行っている関係で東京より1年遅れで初公開される作品もあり、もちろんそれも対象としています。
外国映画観賞リストは→こちら
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2006年、外国映画ベストテン
1位 メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬 [米] 監督:トミー・リー・ジョーンズ
2位 父親たちの星条旗 [米] 監督:クリント・イーストウッド
3位 硫黄島からの手紙 [米] 監督:クリント・イーストウッド
4位 太陽 [露] 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
5位 うつせみ [韓] 監督:キム・ギドク
6位 ブロークバック・マウンテン [米] 監督:アン・リー
7位 ホテル・ルワンダ [英] 監督:テリー・ジョージ
8位 ブレイキング・ニュース [香港] 監督:ジョニー・トウ
9位 プライドと偏見 [英] 監督:ジョー・ライト
10位 ミュンヘン [米] 監督:スティーブン・スピルバーグ
惜しいけどテンから外したのは「クラッシュ」「シリアナ」「世界」「ホワイト・プラネット」「16ブロック」
解説
2006年という年は間違いなくイーストウッドの硫黄島祭りの年として記憶されていくことになるでしょう。だからそのどちらかを1位にしようかとも思ったのですが、やっぱり「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」というとても奇妙な映画の持つ強い磁力に逆らうことができず、1位としてしまいました。カンヌの脚本賞と演技賞はとったけれども、日本の評論家や観客たちにはそれほどウケてない気もするこの作品にささやかなエールをおくろうと思います。
イーストウッドの硫黄島二作は仲良く、2~3位。世評の高さといい、実際自分が受けた強い感動といい「硫黄島からの手紙」を上位にすべきところですが、デキはかなりいいのに「~手紙」にかすんで評価渋めの「父親たちの星条旗」をあえて上位にしたかったのです。あわせて「~手紙」と「太陽」を並べてみたかったというのもあります。どちらも外国の映画人が、日本の俳優を使い日本語で日本や日本人を描いた作品です。チャン・イーモウの「単騎、千里を走る。」がもっといいデキだったら三作並べることができたのに。
「うつせみ」は笑える芸術映画。引退宣言とかバカなことしないでほしいキム・ギドク監督。
アメリカ映画だけど台湾のアン・リーが撮った「ブロークバック・マウンテン」も心にしみる愛の映画。同性愛ものだってデキがよけりゃ感動できるんだ。
硫黄島二部作と「ホテル・ルワンダ」で戦争なんて美しくもかっこよくもないと再認識。アクション映画ならまだまだ香港が世界トップであることを証明した「ブレイキング・ニュース」。「プライドと偏見」でイギリス映画の層の厚さを思い知り、やっぱり外さないスピルバーグの「ミュンヘン」。
「ミュンヘン」を10位としたけど、もしこれが日本映画だったら間違いなく1位です。今年は日本映画が面白いとか言うけど、外国映画の方が絶対に面白いと思います。「松子」も「ゆれる」も「フラガール」も外国映画のマイベストテン作品と比べたらどうしたって見劣りします。
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2006年、外国映画・勝手に個人賞
監督賞 クリント・イーストウッド 「硫黄島からの手紙」
他に良かった監督…クリント・イーストウッド「父親たちの星条旗」、トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」、ジョー・ライト「プライドと偏見」
主演女優賞 キーラ・ナイトレイ 「プライドと偏見」
主演男優賞 トミー・リー・ジョーンズ 「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」
他に良かった人…渡辺謙「硫黄島からの手紙」、イッセー尾形「太陽」、ドン・チードル「ホテル・ルワンダ」
助演女優賞 ミシェル・ウィリアムズ 「ブロークバック・マウンテン」
他に良かった人…桃井かおり「太陽」
助演男優賞 ドナルド・サザーランド 「プライドと偏見」
他に良かった人…バリー・ペッパー「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」、ニック・ノルティ「ホテル・ルワンダ」
脚本賞 メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬 ギジェルモ・アリアガ
他に良かった作品…「父親たちの星条旗」「ブレイキング・ニュース」「クラッシュ」「シリアナ」
音楽賞 レディ・イン・ザ・ウォーター ジェームズ・ニュートン・ハワード
他に良かった作品…「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」「ミュンヘン」「ブラック・ダリア」
解説
「メルキアデス・エストラーダ」が大好きなので監督賞も当然トミー・リーに・・・と思ったけど、監督はイーストウッド、主演男優にトミー・リー、助演男優に「プライドと偏見」のドナルド・サザーランドとすれば、スペース・カウボーイズ再結集じゃないか!!と一人で喜んでそのようにしました。(ジェームズ・ガーナーがいないけど)
今年、男男した映画ばかり観たので印象的な女優がまるで出てきません。だから主演女優は「プライドと偏見」のキーラに決まり。他に思いつかない。目と表情だけの高度な演技を演じきった演技力は実際素晴らしいと思います。同じ様な演技でも「うつせみ」のイ・スンヨンと比べればキーラがはるかに素晴らしいことが判ります。だてにブラッカイマー作品のヒロイン何度も務めていない!!
助演女優もそんなに印象的な人は思いつかないのだけど、「ブロークバック・マウンテン」で夫を男に寝取られ憎悪溢れるキャラを演じて印象深いミシェルに。
それにしても今年は主演も助演も印象的な人思い浮かべたら日本人ばっかりでてきます。
脚本はもちろん読んだわけではないのですが、メッセージ性とかテーマとかよりも、物語構成に独創性を感じたものを挙げてみました。時勢の入れ替えが特徴的な「メルキアデス・・・」に「星条旗」、脇役キャラという薬味で本筋をどんどんヒートアップさせていった「ブレイキング・ニュース」、無意識の悪意・信念の無意味さを群像劇で表現した「クラッシュ」に「シリアナ」・・・どれも捨てがたいのですが、結局映画自体のデキで「メルキアデス・・・」に
音楽はメロディの覚えやすさでは硫黄島二部作がダントツと思うのですが、「レディ・イン・ザ・ウォーター」の美しい調べにジェームズ・ニュートン・ハワードの円熟を感じたので彼に・・・シャマランが少なくとも一人の作曲家の才能を磨きあげていることは間違いありません。
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2006年、外国映画ワースト
1位 変態村 [仏・ベルギー] 監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
2位 家の鍵 [伊] 監督:ジャンニ・アメリオ
3位 ヴェニスの商人 [英] 監督:マイケル・ラッドフォード
4位 ミッション:インポッシブル3 [米] 監督:J.J.エイブラムズ
5位 007 カジノ・ロワイヤル [英・米] 監督:マーティン・キャンベル
解説
一位は、むしろ皆からワーストに選んで欲しくて作った作品なのかもしれません。観ていて不快な映画でしたが、退屈だったり眠くなったわけではないので、好きな人にはたまらない作品なのかもしれません(ごく少数だと思いますが)。
二位は評論家受けはいいのですが、映像に何の面白みもなくて退屈でした。三位は重苦しい社会派ドラマのごとく撮らないで普通に軽いコメディとして撮って欲しかったです。四位五位には中途半端スパイものを仲良く並べてみました。
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2006年度マイベストテン日本映画篇はこちら
バカ映画を勝手に讃えるバカデミー賞はこちら→バカデミー賞2006
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2006年、外国映画ベストテン
1位 メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬 [米] 監督:トミー・リー・ジョーンズ
2位 父親たちの星条旗 [米] 監督:クリント・イーストウッド
3位 硫黄島からの手紙 [米] 監督:クリント・イーストウッド
4位 太陽 [露] 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
5位 うつせみ [韓] 監督:キム・ギドク
6位 ブロークバック・マウンテン [米] 監督:アン・リー
7位 ホテル・ルワンダ [英] 監督:テリー・ジョージ
8位 ブレイキング・ニュース [香港] 監督:ジョニー・トウ
9位 プライドと偏見 [英] 監督:ジョー・ライト
10位 ミュンヘン [米] 監督:スティーブン・スピルバーグ
惜しいけどテンから外したのは「クラッシュ」「シリアナ」「世界」「ホワイト・プラネット」「16ブロック」
解説
2006年という年は間違いなくイーストウッドの硫黄島祭りの年として記憶されていくことになるでしょう。だからそのどちらかを1位にしようかとも思ったのですが、やっぱり「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」というとても奇妙な映画の持つ強い磁力に逆らうことができず、1位としてしまいました。カンヌの脚本賞と演技賞はとったけれども、日本の評論家や観客たちにはそれほどウケてない気もするこの作品にささやかなエールをおくろうと思います。
イーストウッドの硫黄島二作は仲良く、2~3位。世評の高さといい、実際自分が受けた強い感動といい「硫黄島からの手紙」を上位にすべきところですが、デキはかなりいいのに「~手紙」にかすんで評価渋めの「父親たちの星条旗」をあえて上位にしたかったのです。あわせて「~手紙」と「太陽」を並べてみたかったというのもあります。どちらも外国の映画人が、日本の俳優を使い日本語で日本や日本人を描いた作品です。チャン・イーモウの「単騎、千里を走る。」がもっといいデキだったら三作並べることができたのに。
「うつせみ」は笑える芸術映画。引退宣言とかバカなことしないでほしいキム・ギドク監督。
アメリカ映画だけど台湾のアン・リーが撮った「ブロークバック・マウンテン」も心にしみる愛の映画。同性愛ものだってデキがよけりゃ感動できるんだ。
硫黄島二部作と「ホテル・ルワンダ」で戦争なんて美しくもかっこよくもないと再認識。アクション映画ならまだまだ香港が世界トップであることを証明した「ブレイキング・ニュース」。「プライドと偏見」でイギリス映画の層の厚さを思い知り、やっぱり外さないスピルバーグの「ミュンヘン」。
「ミュンヘン」を10位としたけど、もしこれが日本映画だったら間違いなく1位です。今年は日本映画が面白いとか言うけど、外国映画の方が絶対に面白いと思います。「松子」も「ゆれる」も「フラガール」も外国映画のマイベストテン作品と比べたらどうしたって見劣りします。
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2006年、外国映画・勝手に個人賞
監督賞 クリント・イーストウッド 「硫黄島からの手紙」
他に良かった監督…クリント・イーストウッド「父親たちの星条旗」、トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」、ジョー・ライト「プライドと偏見」
主演女優賞 キーラ・ナイトレイ 「プライドと偏見」
主演男優賞 トミー・リー・ジョーンズ 「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」
他に良かった人…渡辺謙「硫黄島からの手紙」、イッセー尾形「太陽」、ドン・チードル「ホテル・ルワンダ」
助演女優賞 ミシェル・ウィリアムズ 「ブロークバック・マウンテン」
他に良かった人…桃井かおり「太陽」
助演男優賞 ドナルド・サザーランド 「プライドと偏見」
他に良かった人…バリー・ペッパー「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」、ニック・ノルティ「ホテル・ルワンダ」
脚本賞 メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬 ギジェルモ・アリアガ
他に良かった作品…「父親たちの星条旗」「ブレイキング・ニュース」「クラッシュ」「シリアナ」
音楽賞 レディ・イン・ザ・ウォーター ジェームズ・ニュートン・ハワード
他に良かった作品…「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」「ミュンヘン」「ブラック・ダリア」
解説
「メルキアデス・エストラーダ」が大好きなので監督賞も当然トミー・リーに・・・と思ったけど、監督はイーストウッド、主演男優にトミー・リー、助演男優に「プライドと偏見」のドナルド・サザーランドとすれば、スペース・カウボーイズ再結集じゃないか!!と一人で喜んでそのようにしました。(ジェームズ・ガーナーがいないけど)
今年、男男した映画ばかり観たので印象的な女優がまるで出てきません。だから主演女優は「プライドと偏見」のキーラに決まり。他に思いつかない。目と表情だけの高度な演技を演じきった演技力は実際素晴らしいと思います。同じ様な演技でも「うつせみ」のイ・スンヨンと比べればキーラがはるかに素晴らしいことが判ります。だてにブラッカイマー作品のヒロイン何度も務めていない!!
助演女優もそんなに印象的な人は思いつかないのだけど、「ブロークバック・マウンテン」で夫を男に寝取られ憎悪溢れるキャラを演じて印象深いミシェルに。
それにしても今年は主演も助演も印象的な人思い浮かべたら日本人ばっかりでてきます。
脚本はもちろん読んだわけではないのですが、メッセージ性とかテーマとかよりも、物語構成に独創性を感じたものを挙げてみました。時勢の入れ替えが特徴的な「メルキアデス・・・」に「星条旗」、脇役キャラという薬味で本筋をどんどんヒートアップさせていった「ブレイキング・ニュース」、無意識の悪意・信念の無意味さを群像劇で表現した「クラッシュ」に「シリアナ」・・・どれも捨てがたいのですが、結局映画自体のデキで「メルキアデス・・・」に
音楽はメロディの覚えやすさでは硫黄島二部作がダントツと思うのですが、「レディ・イン・ザ・ウォーター」の美しい調べにジェームズ・ニュートン・ハワードの円熟を感じたので彼に・・・シャマランが少なくとも一人の作曲家の才能を磨きあげていることは間違いありません。
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2006年、外国映画ワースト
1位 変態村 [仏・ベルギー] 監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
2位 家の鍵 [伊] 監督:ジャンニ・アメリオ
3位 ヴェニスの商人 [英] 監督:マイケル・ラッドフォード
4位 ミッション:インポッシブル3 [米] 監督:J.J.エイブラムズ
5位 007 カジノ・ロワイヤル [英・米] 監督:マーティン・キャンベル
解説
一位は、むしろ皆からワーストに選んで欲しくて作った作品なのかもしれません。観ていて不快な映画でしたが、退屈だったり眠くなったわけではないので、好きな人にはたまらない作品なのかもしれません(ごく少数だと思いますが)。
二位は評論家受けはいいのですが、映像に何の面白みもなくて退屈でした。三位は重苦しい社会派ドラマのごとく撮らないで普通に軽いコメディとして撮って欲しかったです。四位五位には中途半端スパイものを仲良く並べてみました。
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ランド・オブ・プレンティ観たかったなあ・・って松本でやってないんだもん
太陽、すごいから観てみてくださいな
TBありがとうございました!
しんさんの2006年のベストテンはイーストウッドが上位を占めてますね。
4位の「太陽」はまだ未見なのですが、ぜひ観てみたいと思った映画です。
私もミッシェル・ウィリアムズは注目の女優さんです。ランドオブプレンティとブロークバックでは全然雰囲気の違う役柄を演じていましたね。^^
メルキアデス派が思ったより少なくて寂しかったので、うれしいです。
これからもよろしくです
>ココさま
私もダニエル・クレイグが降板しないまでもさっさと腕利きスパイになって心の葛藤とかやめてほしいです。でも次回は同性愛シーンをやりたいとか言っていてそれはそれで観てみたいです。
「007 ブロークバック・マウンテン」?
しんさんは、大変映画にお詳しいご様子、そんな方に私のブログにお越しいただいて、嬉しく思います。
好きな映画の傾向が、結構似ているかもしれませんね。これからもよろしくお願いいたします。
ちなみに、ワースト5の新007ですが、私は主演のダニエル・クレイグがどうも合わなかったです。あれだったら、単なるアクション映画で、歴代のボンドの雰囲気ぶち壊しですねぇ。早く交代しないかなあ・・・。
でも、so-netのブログ友達は、D.クレイグがよかったという人が多いので、あまり悪口は書けません。(笑)またお邪魔致します。
1位に選んでいらした「メルキアデス~」は私も好きな作品です。
私も正月にその年のベストを勝手に選んでブログに書いています。
それぞれの趣味が出て、面白いですよね!
メルキアデス・エストラーダは重いどころか爆笑映画でした。
こっちは逆にシネコンがないので、シネコン鑑賞がうらやましいです。最近はシネコンでしかやんない映画も多くなりましたから
>冨田弘嗣さま
色んな意見・感想を楽しめるのがブログのいいとこだと思います。
こちらこそ今年もよろしくお願いします
>aq99さま
もっと知名度の高いイベントにしたいですね。実際、インターネット投票系のしょうもない映画賞よりはるかに信頼性のある面白いベストだと思います。来年も年始早々にベスト書いて使ってもらえる様にしないと
>マダムクニコさま
ワーストも1本重なってますね。
かぶらなかった作品はだいたいがこちらでは上映しなかった映画です。今年は遠出して映画みることが少なかったのでちょっとさびしいベストになりました。
>linさま
そうなのです。邦画は力不足。一方で制約をバネに小細工したり、力ないならないで力まず気楽に作った作品に佳作が多いのも邦画の特長かもしれません。
>sakuraiさま
「ランド・オブ・プレンティ」は未見です。多分上映もされなかったと思います。山形フォーラムが羨ましいです
>海音さま
私も悲しいです。いちおう「弓」の次の新作が公開待機中ですが
ただキム・ギドク発言良く読むと「韓国では映画を作らない」だったと思います。もしかして活動拠点をどこか外国に移すかもしれません
キム・ギドク監督引退なんてしないで欲しいですよね。日本に来たら大人の遊び場ばかり行っているらしいエ○おやじだそうですが、私は心底惚れ込んでいるので新しい作品が見られないと悲しいです。
「硫黄島からの手紙」なんて見せられたら、日本映画との差を思いっきり感じさせられますね。クリント・イーストウッドって、何でも出来て凄い人だなぁ。
ミシェル・ウィリアムズ!同感でございますが、「ランド・オブ・プレンティ」がランクインしていないのが意外。未見でしたか?
あれは絶品ですので、未見でしたら是非。
雪のない山形の正月なんぞ、しばらく見た事もない景色でしたが、ようやく今日降りました。一ヶ月くらいはずれてる。湯殿山でようやくスキーができたという降雪です。
やっぱ地球はあやういっす。
天候も悪く、フォーラムのソラリスも連日満杯。今年もいっぱい見そうです。
今年もよろしく。
邦画も洋画も此方とはかなり違うベストを選びましたが、やはり洋画の質の高さに比較すると邦画の力不足は否めないですよね。(興収は邦画が久々に洋画を上回ったらしいですが・・・
此方からもTBお返しさせて頂きました。
今年も宜しくお願いします。
日本映画2本、外国映画4本が重なりましたね。
仕事で関わっているため、作品評のアップには注意しています。当然マイベスト&ワーストも・・・。
TB&コメントに感謝!
これからもよろしくお願いします。
どうぞ、見てやってください。
『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』は地元のミニシアター系でも上映されていました。でも予告編を見て、復讐映画みたいな感じもして重いのかな~と思ってしまって鑑賞を見送っておりました・・(--;)
去年はミニシアター系でもかなり良い作品があっただけに、今年はシネコンばかりの鑑賞もなるべく抑えようと思います。(^^;)
はい、マリリン似のミシェルですね。
イギリスのアミバ似のスキップは世界選手権に出てくるのでしょうか?
アミバVSミシェル・ウィリアムズ
トキになれなかったアミバと、亭主を男に盗られたミシェルはそういえば内面的に似ている気がします。しないか
秋葉系リードの長野に対して、青森は萌えっ娘(目黒萌絵)で対抗です。
地元だけにチーム長野も応援したいんですが、やっぱ青森の方が好きです。
全然ベストと関係ない話でしたが、「シムソンズ」がもう少しいいデキだったら関係ないこともなかったんですがねえ
オリンピックでのチーム青森の活躍を映画化してほしいです。小野寺さんの役はチャン・ツィーイで(うそ)
ま、実力どおりですが、彼女のおかげで試合はハラハラする面白展開でした。
しかも、チーム長野のリード、アキバ系だし・・・。
チーム長野には姉妹選手もいて、カーリングはなかなかキャラ立ちのするスポーツだと思いました。
世界選手権もあの世界の面白選手(メガネとか北斗の拳とか)が出てくると思うと今から楽しみです。
TV中継してくれるかどうか・・・。
って、ベスト10に全くもって無関係ですね。
だって、こんな話できるとこ、ないんだもん・・・。