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映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

ヴェニスの商人

2006-03-16 11:31:29 | 映評 2006~2008
原作未読
元々は喜劇と思しき
真剣、シリアス、リアリズム、社会的メッセージ・・・
・・・違和感

200年後
ドリフのコントが
真剣、シリアス、リアリズム、社会的メッセージ・・・で映画化
アル・パチーノみたいな役者が苦悩しながら、ひげダンス
そんな感じ

パチーノ
必殺技:パチーノ演説
今回も炸裂。
笑う

監督マイケル・ラドフォード
「イル・ポスティーノ」
名作

「1984」
イマイチ

左よりの映画監督・・・な印象
喜劇と笑い飛ばすにはシャイロックのキャラは重過ぎたか
あるいは、このドラマにユダヤの受難と苦悩を見たか

ユダヤでなくとも
シャイロックの屈辱
痛感

財力、知性、機転、恩・・・
あらゆる面で男の優位に立つ女
あの程度の変装も見抜けぬ男
女より友情が大事な男
男の不誠実をもてあそぶ女

同性愛の面を強調できれば、女の行動は変わった筈

シェイクスピア
色んな可能性を秘め
ユダヤ、男女、同性愛
それを現代的に料理せず
可能性だけを強調
そのまま映像化

あるいは現代からのシェークスピア告発か?

なんにせよ
”傑作”には遠い

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