上の写真は、とある通販サイトから「サンプル」としてお借りした写真を組み合せたものです。どれも一見問題なくまとまって見えますが、実はビミョーーに色合わせが「惜しい!」ものばかり。わずかな色みの違いなのですが、その「わずかな違い」が今ひとつアカ抜け切れない印象につながっています(ごめんなさい)。
実はこの「わずかな違い」こそが、今月の《色彩感覚》向上委員会で取り上げている「アンダートーン」の違いなんですね。いわゆる「ブルーベース/イエローベース」ってやつです。
上の4つのスタイリングは、どれも「アンダートーンの違う組み合わせ」になってしまっています。ブルーアンダートーン(ブルーベース)特有の「涼しげで静かな感じ」と、イエローアンダートーン(イエローベース)が持つ「活気ある生き生きした感じ」が混在しているため、どちらか一方が「色浮きして」見えたり「安っぽく」見えるんですね。一つひとつは素敵なアイテムなのに、もったいなーーい!です。
じゃあ実際、アンダートーンが揃うとどれくらい見た目が変わるか?というと……
画像処理ソフトで部分的に色みをいじってみたのが、こちら。
どこがどう変わったか、わかりますか?
↓ ↓ ↓
正解は、左端から順に
[YU:Yellow Undertone/BU:Blue Undertone]
1)アクアブルー[YU]のトップス→ペリウィンクル[BU]に変更
2)ラベンダー[BU]のストール→ミントブルー[YU]に変更
3)ライトイエロー[BU]のカーディガン→カナリーイエロー[YU]に変更&
ローズベージュ[BU]のパンツ→サンドベージュ[YU]に変更
4)クロームイエロー[YU]のボレロ→レモンイエロー[BU]に変更
……でしたー。それぞれ比較的手軽に取っ替えが効きそうな部分をいじってみました
欲を言えば、1番のストールのイエロー部分は「赤みのない」涼しげなBUのイエローだとなお良かったんですけども。このストールのようにひとつのアイテムの中でアンダートーンが混在しているものは、全体の色調や素材感から「次善策」を考えます。素材感と言えば、2番のストールはここまで「透け感」のないもののほうがベターです。
「色合わせ」といっても、実際には色以外の「素材」や「形」のコーディネーションも大いに考慮する必要がありますよね。そしてこれらの要素と色の持つ要素(色みや明るさ、鮮やかさ)は深ーーい関係があり、そのさじ加減がうまくハマると「あら素敵」となるわけですねっ。
ちなみに写真をお借りしたサイトは「通販会社」さんですから、当然「自社で取り扱っているアイテム」でコーディネーションすることが前提となります。なので「本当はもうちょっと緑みのほうがいいんだけどなー」なんて思いつつも有るモノでナントカせざるを得ない……でも、わたしたち「一般の消費者」には
選ぶ自由
があります。えっへん。その代わり
選べるセンス
を磨いておく必要がありますよね。センスって「生まれつきのもの」と思われがちですが、後からいくらでも磨くことが出来ますよ。あなたが《意識》さえすれば。センスのあるなし=意識するかしないかの差、だと思うんですよね。
そんなわけで、月に一度の《色彩感覚》ワークショップで、あなたの《意識》を変えてみませんか?
カラダで覚える《色彩感覚》向上委員会
第2回*7月25日(土)[終了]/28日(火)[満席]
第3回*8月20日(木)[残1]/22日(土)[残3]
第4回*9月17日(木)[残4]/19日(土)[残3]
※これ以降の開催日は決定次第告知します。
時 間*各回とも10:15~13:15
会 場*スタジオアッシュ[JR志賀駅/比良駅より車で5分:送迎アリ]
受講料*5,000円[税込]
《こんな人にオススメです》
*とにかく徹底的に「色彩感覚」を磨きたい人
*カラーリストとしてのレベルアップを図りたい人
*色彩の持つ効果を正しく理解し、ビジネスに生かしたい人
*色彩講師としてセミナーや人材育成の企画に生かしたい人
*色彩に関する学習歴や資格の有無は問いません
お申込みはこちらの専用フォームよりお願いします
※複数回の受講を希望される場合は、その旨を備考欄にご記入ください。
<かもーん♪
実はこの「わずかな違い」こそが、今月の《色彩感覚》向上委員会で取り上げている「アンダートーン」の違いなんですね。いわゆる「ブルーベース/イエローベース」ってやつです。
上の4つのスタイリングは、どれも「アンダートーンの違う組み合わせ」になってしまっています。ブルーアンダートーン(ブルーベース)特有の「涼しげで静かな感じ」と、イエローアンダートーン(イエローベース)が持つ「活気ある生き生きした感じ」が混在しているため、どちらか一方が「色浮きして」見えたり「安っぽく」見えるんですね。一つひとつは素敵なアイテムなのに、もったいなーーい!です。
じゃあ実際、アンダートーンが揃うとどれくらい見た目が変わるか?というと……
画像処理ソフトで部分的に色みをいじってみたのが、こちら。
どこがどう変わったか、わかりますか?
↓ ↓ ↓
正解は、左端から順に
[YU:Yellow Undertone/BU:Blue Undertone]
1)アクアブルー[YU]のトップス→ペリウィンクル[BU]に変更
2)ラベンダー[BU]のストール→ミントブルー[YU]に変更
3)ライトイエロー[BU]のカーディガン→カナリーイエロー[YU]に変更&
ローズベージュ[BU]のパンツ→サンドベージュ[YU]に変更
4)クロームイエロー[YU]のボレロ→レモンイエロー[BU]に変更
……でしたー。それぞれ比較的手軽に取っ替えが効きそうな部分をいじってみました
欲を言えば、1番のストールのイエロー部分は「赤みのない」涼しげなBUのイエローだとなお良かったんですけども。このストールのようにひとつのアイテムの中でアンダートーンが混在しているものは、全体の色調や素材感から「次善策」を考えます。素材感と言えば、2番のストールはここまで「透け感」のないもののほうがベターです。
「色合わせ」といっても、実際には色以外の「素材」や「形」のコーディネーションも大いに考慮する必要がありますよね。そしてこれらの要素と色の持つ要素(色みや明るさ、鮮やかさ)は深ーーい関係があり、そのさじ加減がうまくハマると「あら素敵」となるわけですねっ。
ちなみに写真をお借りしたサイトは「通販会社」さんですから、当然「自社で取り扱っているアイテム」でコーディネーションすることが前提となります。なので「本当はもうちょっと緑みのほうがいいんだけどなー」なんて思いつつも有るモノでナントカせざるを得ない……でも、わたしたち「一般の消費者」には
選ぶ自由
があります。えっへん。その代わり
選べるセンス
を磨いておく必要がありますよね。センスって「生まれつきのもの」と思われがちですが、後からいくらでも磨くことが出来ますよ。あなたが《意識》さえすれば。センスのあるなし=意識するかしないかの差、だと思うんですよね。
そんなわけで、月に一度の《色彩感覚》ワークショップで、あなたの《意識》を変えてみませんか?
カラダで覚える《色彩感覚》向上委員会
第2回*7月25日(土)[終了]/28日(火)[満席]
第3回*8月20日(木)[残1]/22日(土)[残3]
第4回*9月17日(木)[残4]/19日(土)[残3]
※これ以降の開催日は決定次第告知します。
時 間*各回とも10:15~13:15
会 場*スタジオアッシュ[JR志賀駅/比良駅より車で5分:送迎アリ]
受講料*5,000円[税込]
《こんな人にオススメです》
*とにかく徹底的に「色彩感覚」を磨きたい人
*カラーリストとしてのレベルアップを図りたい人
*色彩の持つ効果を正しく理解し、ビジネスに生かしたい人
*色彩講師としてセミナーや人材育成の企画に生かしたい人
*色彩に関する学習歴や資格の有無は問いません
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※複数回の受講を希望される場合は、その旨を備考欄にご記入ください。
<かもーん♪