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キレイのタイミング・6

2007-10-22 | 似合う/似合わない
キレイのタイミング・6

ラベンダーオーキッドソフトフクシャ・・「エレガント」で「フェミニン」な色にも、フリルやリボンのような甘いディテールにも、だんだん抵抗がなくなっていったある日のこと。憧れの先生のアシスタントとして現場に入る機会がありました。その日はとても蒸し暑い夏の日で、わたしは白っぽい薄手のシャツジャケットに、やはり白地でブルー系(笑 もうこの頃はすっかり「好きな色」になっていました)の水彩画タッチの花柄Aラインスカート、素足でヌーディカラーのサンダルを履いて行ったのですが、仕事が終わった後で先生からお叱りの電話をいただいてしまったのです。

「今日の服装は良くありません。次回から気をつけてください」と。NGポイントは2つ。アシスタントとはいえ、先方から見れば同じ「カラーのプロ」なわけで、わたしの格好はビジネススタイルとしてはラフ過ぎたのです。毎日「Tシャツとデニム」のデザイナー時代からすると、かなーりキレイ目なんですけどね。TPOに対する配慮に欠けていました。

もう一つ、先生はこんな風におっしゃいました。「カラリストは『普通の格好』じゃステキに見えないの。もっと自分を生かす方法をよく考えてください。」
自分を生かす方法・・普通ではないスタイルって?? いくら似合う色だからって、まさか全身ラベンダーってわけにもいかないし。「普通ではない」ってそういう意味じゃないはず・・

そういえば、別の日にこんなことも言われたっけ・・「hirokamoさんはマニッシュな格好が素敵ですよ。」マニッシュ=男性的。確かに、背も高いし上半身も薄い(爆)。ただ、顔のつくりは平面的で「オトコ顔」って感じではないけど・・この自分の甘×辛バランスともいうべき「特性」について、それはとりもなおさず、まさに自分らしさとは何かということに正面から向き合うことでもあったのですね。

単に「シーズンカラー」を身にまとうだけでは「自分らしさ」を表現することにはまだまだ遠い。なぜなら、わたしにはスタイルがなかったのです。もちろん、色だけではなく、形や質感も含めた「イメージ表現のルール」を分かっていなかったことも大きな原因でしたが、実はそれ以前にもっと大きな、大切な、基本的なこと・・「自分らしさ」を正しく理解していなかったんですね。それは外見はもちろんのこと、内面においても自分が「どうありたいのか」ということが、あまりにも漠然としていたのでした。

さらにぶっちゃけると先の「TPO」の例も含め、ファッション全般に対する知識もかなり薄かったのです・・仮にも「トータルコーディネートアドバイス」を仕事にしようとしている人間が、これではイカンだろう!!というわけで、ファッション用語事典やスタイリングの基本的な知識が紹介されたテキスト類、ファッションデザイナーやスタイリストさんの書いたエッセイ、毎月発売される膨大な量のファッション雑誌のナナメ読み、スクールへ通う道すがらのウインドーショッピングetc. とにかく出来るだけ、思いつくだけの努力はやってみました。そしてそれは決してムダではなかったことが、今になって良く分かります。とりあえずたくさん見るのはいいですよ、ホント☆

少しずつ、少しずつ自分のなかに「センス」と呼べる物指しのようなものが出来てくる感覚がありました。それはとても楽しく、やがて人からも褒められることが多くなり、ちょっぴり自信もついてきました。「カラーアナリスト」として、お客さまにアドバイスする機会も増え、そんなふうに誰かをキレイにするお手伝いが出来る自分が嬉しく、好きになっていったのでした。

あと1回だけ続けます。長々とすみません~~


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