パーソナルカラー診断、もしかして「色だけ」で見ていませんか？

ありがたいことに、この４月は「来る日も来る日もパーソナルカラー」と言うくらい、カラー・コーチングやセミナーのお仕事をいただいた１カ月でした。《love your color》を合言葉に日々活動している身としては、こんな風に「自分の本来の色＋もっと素敵に見せる色が知りたい！」と思って沢山のかたが来てくださるのは、本当ーーに嬉しいことです♡

一方で「以前、他所で見てもらった結果と違う」という人の多さが気になった一カ月でもありました。

確かにパーソナルカラーのテキスト通りの「典型的なタイプ」というわけではないものの、大変僭越ながら「どうして『そっち』と間違えるかなあ？？」と首をかしげるケースばかり。うーん、いったい何が起きているんだろう？

で、コーチングやセミナー中のやりとりから「……もしかして」と思い当たったのが、ブログタイトルにも書いた「色だけ」問題。これねーー まあよくある話なんです。パーソナルカラーを少しかじった人、ちゃんと勉強してるけどまだ初心者の頃、誰もが通る道と言っても過言ではないかもしれません。

もちろんパーソナル「カラー」って言うぐらいだから、色は大事ですよ？ でもね、そもそもわたしたち、有機物の集合体なわけです。いろんな素材で出来た立体です。それぞれに「色」はありますが、その質感や量感によって「見え方・感じ方」が大きく変わります。

４シーズンタイプは、色はもちろんのこと、実はその「質感＆量感の違い」がかなり大きいのです。ここを見落とさなければ、タイプ判定の精度はグンと上がります。

あと仮に「色だけ」取り上げたとしても、肌や毛髪、眼や血色などの「全体のカラーバランス」に着目していれば、それもまた大きな決定要素になりますので、とにかく「肌だけ」とか「指先の赤み」とか、ピンポイントで見ないことが大事。

ここを読んでおられるかたの中には、パーソナルカラーの「診断スキル」に興味がある人もおられると思います。もしご自分の判断基準に自信がないと思われるなら、ぜひ「色だけorピンポイントで見る」クセがないかを振り返ってみてください。プライベートレッスンも承りますので、こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ♡

あ、そうそう。診断スキルで大事なことをもう一つ。

４シーズンタイプの判定には「色（全体のカラーバランスを含む）」と「質感＆量感の違い」を手がかりに見極めますが、この時「カタチ」に惑わされないこと！

これも「初心者あるある」なんですが、わたしたちは無意識に「カタチからの印象」を受け取っているため、診断に慣れないうちはつい「顔立ち」からシーズンイメージに結びつけてしまいがちです。ここはよーーく注意してくださいね。

体型を含む「カタチ」の要素は、パーソナルカラーではなく「スタイル（デザイン）」に反映させます。これはこれで奥が深いハナシなので、この記事ではともかく「シーズンタイプを決める時に、カタチは関係ない」とザックリ理解しておいていただければ……あ、タイプ判定そのものには関係ありませんが、そのシーズンカラーの中でも「特にオススメの配色」を提案する時は「カタチ」は大いに関係がありますよー。



なんだかムズカシイなあと思われたかもしれませんが、コーチングやセミナーでは「あなたに必要＆ここだけはＮＧ」なポイントをギュッと絞ってお伝えしていますので、ご安心を。なんせわたし自身が「ややこしいことは分かんないから、ちゃんと整理したい」タイプなので（笑）

パーソナルカラーもスタイル診断も、見せたいイメージを演出するスキルも、ぜーーんぶ「根っこは同じ」です。わたしはその「根っこ」を理解し、長年教えてきた人間なんですね。「黒はウインターしか似合わない」とか「スプリング寄りのサマーだから」とかそういう「葉っぱ」の部分だけを拾い集めても、訳がわかんなくなってくるでしょう？「情報」は整理して、その「根っこにあるもの」を分かった上で使うことが大事だと思っています

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GW中も通常通り営業しています。カラー・コーチングは時間と体力を要するので（笑）１日２組までとさせていただいています。お友だち同士やカップル、親子で受けられるのも楽しいですよ♪
＜お待ちしていまーす