農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

成長

2015年03月18日 | 就農関連
きなこです。

暖かい丹波です
冬が長い地域なので、本当に春が待ち遠しい。
家の前にはフキノトウが顔を出し、三男君は、保育園のお出かけバッグをつくしでいっぱいにして帰ってきました。
そろそろヨモギも柔らかそうな葉が顔を出し始めたので、摘みに行かなくては。

雨やなんやでなかなか畑が乾かず作業が進んでいなかったのですが、この暖かさとお天気のおかげで、ようやく畑のいろいろたまっていた作業を進められました。

こちらはネギ類の種まき。
 
 

今年は、下仁田系のネギとフランス野菜のリーキ(ポワロ)を作ってみようかなと。
ネギ農家さんに作り方を指導してもらったけれど、はてはて1年目。うまくいくかしら・・・。

そして、ハウスのトマトちゃんもずいぶんと大きくなりました。

 

脇芽をとって、誘引をして。
もうみどりのかわいい実がついてきました。
作物を育てるというのは、本当に日々の成長を感じられて楽しいものです。

我が家の四男君も、寒かったので、着ぶくれしてるわ、毛布をかけてるわで、寝返りしてもちょこっとだけという日々。
ところが暖かくなって、薄着になって、どこにあったのかやる気のスイッチが入ったらしく、寝返りで部屋中ごろごろ。
後ずさりしてみたり、方向変えたり、なんやかやとテクニックを駆使していきたいところに行って遊んでおります。
ついでに、つい2・3日前には支えとかなければ危なっかしかったおすわりも、すっかりマスター。
やればできるじゃん

というより、なんでもできる時期っていうのがあるんやね。
野菜にしても、種まいてもすぐに芽を出す野菜もいれば、発芽まで時間のかかるのもいる。
収穫まで期間の短いのもいれば、1年越しでようやく収穫というのもあるし。
子供も一緒。
その時期は、きっと本人が決めるから、親はやっぱり信じて見守るしかないんやね~


そうそう、そういえば昨日の晩御飯。
これ、何のステーキでしょう?

 

何の?と聞くからには、牛肉ではなくて、猪肉とかでもなくて、これ、大根なんです
エダマメファミリーの畑も、そろそろ冬野菜を片付けて、夏野菜の準備に取り掛からないといけないのですが、
畑に鎮座されていた巨大な大根。
引き抜いて、あまりにも大きいので、輪切りにしてステーキにしてみました
フライパンでひっくり返すの大変でした
「うわっ、すげぇ」と団子たち。
みんなで、切り分けていただきました。意外と柔らかく、すじばっていなくて、ジューシーでした。
成長しすぎな大根さまでした。




ひとまず

2015年02月16日 | 就農関連
きなこです。

昨日とうってかわって、暖かくなった丹波です。

昨日に引き続き、今日もハウスでトマトちゃんの定植作業。
 
 

 
ハウスの中は、日中はもう40℃を超えて、暑い暑い
ただ、夕方からは急激に気温が下がってくるので、暖房用の灯油はあっという間に減っている。
ガソリン価格が下がっていてよかったぁ。

これで、ひとまずトマトの定植は終了。
あとは、おいしい実をつけるまで、お世話をしていきます。

うまくいきますように。




愛をこめて

2015年02月15日 | 就農関連
きなこです。

今日は、冷たい雨の丹波です。

次男君は今日剣道の大会。
個人戦でメダルを取れば、インドカレーという、食べ物をちらつかせてやる気を引き出す作戦。
きっと面の中で想像のカレーのにおいが立ち込めたんでしょう。
個人戦で銀色のメダルを勝ち取りました

次男君は剣道を始めて、2年弱。
ほんまに上達すんのかいな、という気楽さで稽古していますが、それでも今日の試合の内容を見ると、
コテを打ってみたり、引きメンで1本とったりと、着実に形になってきています。
決勝戦、カレーのにおいがしていたかは別として、戻ってきた次男君の顔は涙でぐじゃぐじゃでした。
悔し涙なんて、そうそう流せるものではありません。
そういう感情を持てるということも剣道をやっていてよかったなあという一面です。
きなこは、もちろん金色のメダルを喜ぶ次男君の顔も見てみたかったけれど、負けてよかったなと。
悔しい気持ちがあるから、次につなげられると思っています。
だから、今後の大会で金色のメダルを手にしたときは、次男君は今日以上の涙で喜びを表現できるのではないかなと。
そういう日が来るのを、見守ってやろうと思っています。

そんなかわいい団子たち、と、エダマメ。
エダマメファミリーは男ばっかりなので、昨日はきなこからプレゼント

 

そりゃあ、喜んでくれました

実は、ここ数日ものすごく忙しい
ハウスの本棟がやっと完成して、それと同時並行でトマト苗の本棟への定植。
午前中はお昼ご飯までハウスで作業して、夕食の準備をしてまたハウスへ。
団子たちの帰るぎりぎりに家に帰り、おやつに宿題、夕食、お風呂。
正直、家の中は片付かないし、新聞も読まないまま積んである。
おまけに、四男君、夜泣きもちらほらで、夜中も起こされ、ふらふら・・・

なのに、こんな手間のかかるクッキー焼いて、何してるんだ??

たぶん、忙しい方がなんとか時間を作り出すんだろうな。
そして、なにより、団子たちの喜ぶ顔が、忙しさを忘れさせてくれるんだろうな。
エダマメも、ついに本棟への定植がスタートしたので、ちょっとした正念場。

我が家の男子たちが、毎日をハッピーに暮らせますように。
きなこからの愛をこめて


はまってます

2015年02月06日 | 就農関連
きなこです。

ここ2・3日、久しぶりにお日様を浴びることのできた丹波です。

おかげで、ハウスの作業は汗だく
あっという間に、40度近くまで温度が上がり、一歩ハウスの外に出りゃあ、ぴゅーっと寒~い風が吹き、風邪ひきそうです。

トマトちゃんは、すくすく大きくなりつつあり、もう来週あたりには定植できるのでは。
今は、誘引ヒモをくくりつけたり、着々と定植に向けた準備を進めています。
ただ、毎日忙しい
四男君も、一日に2回離乳食を食べるようになり、なんだか毎日バタバタとやっております。

いつもながら、忙しくしている原因の一つが、現実逃避のパン作り
やめりゃあいいのに、こればっかりはやめられない。
きなこは、毎週1回お友達に、パンを焼いてあげています。
きなこのパンをとても気に入ってくれているのです。
で、そのお友達「きなこちゃん、カンパーニュ焼いてよ~」
カンパーニュかあ、バヌトン型(発酵させる籐のカゴね)もないし、ライ麦入りは挑戦したことないなあ。
でもせっかく、そういってくれているので、何回も試作を重ねて、できました。

 

バヌトン型は、普通のザルと布で代用。
じっくり発酵させるパンなので、とても豊かな味わいで、表面もパリッとしているので、香ばしくていい感じ。

団子たちも、「おいし~」と食べてくれるので、きなこもますますやる気。
最近、こればっかり焼いてます。

いつか、どっかで売れたらいいんだけどなあ。
手始めに、パン教室でもしてみたいんだけど、だれか生徒になってくれるかしら??


畑から

2015年01月22日 | 就農関連
きなこです。

今日は雨の丹波です。
こんな日にはちょっと農作業に向かないので、買い物に出たり、たまった家計簿つけたり、学校からのプリントを片付けたりと
こまごま動いています。

エダマメファミリーの畑、今年は切干大根をたくさん作りたいので・・・ということで、たくさん大根を育てたのですが、
この冬、雨が多くてなかなか大根が干せません
だから、畑には大根がいっぱい。
しかも、マルチがけの点蒔き大根だから、1本がでかい
たぶん、スーパーの一般的な大根の2倍ぐらいの大きさ。
みずみずしくておいしいんだけど、大きすぎてインパクトはあるけど、品がない
それなら、その大きさのインパクトを活かして出荷してみようとやってみました。

 

そのものずばり「大きい大根」
横には定規の目盛をつけてみました。目盛が35センチ分ぐらい書いたので、どの大根も45センチはくだらないという大きさ
これは、大阪方面に出荷したのですが、大阪のおばちゃんの自転車のかごから、この大根がニョキとはみ出ているところを想像すると
なんか楽しい

この品のない?大根とは対照的に、昨日はとても美しい野菜を収穫しました。

 

ロマネスコというアブラナ科の野菜です。
カカリフラワーの仲間で、何とも上品な翡翠色をしています。
花蕾の一つ一つがらせん状の模様になっていて、さらにその花蕾もらせん状になって一つの野菜を形作っています。
味は、カリフラワーに近く、甘く美味しい野菜でした。

大阪のおばちゃんの自転車のかごにはのっていないだろうけど(失礼!)、イタリアレストランなんかでは目にするかもしれないですね。
でも、きなこの望みは、大阪のおばちゃんでもこういうあまり知られていない野菜のおいしさ美しさを知ってほしいなあということ。

品のない大根だろうと、お上品なロマネスコだろうと、同じ畑からの恵みです。
その恵みを、ちゃんと物語をつけて消費者に届けるのが、農家としてやらなきゃいけない使命みたいなものかなと、思っています。