財団康楽寺 西武発展(コクド、西武鉄道、プリンス・ホテル)の資金源になったのが、財団 康楽寺である
前回私の母と偶然学校の図書館で出会ったことなど書いた。大学2年の頃を思うが、やはり不思議な事があった。私が日曜日の朝、下宿の主人と話をしていた。特別な話ではなかった。その家の玄関の敷居の上に腰掛かけていた。その時ある瞬間その主人が奥に消えたのである。私はどうしようと考えていた時、玄関に大きな声で来客があった。中年の男性で声に張りがあり、且つ大声をあげるように聞こえた。私は吃驚して来客をみていると、名前を名乗っているらしい。私が返答に窮していると奥から先ほどまで私と話していた主人が出てきて、来客を招きいれ、玄関の敷居の扉を閉じてしまったのである。
従って私は一人玄関の敷居の外に残された。
私は来客と主人二人が話ししているのが良く聞こえた。その内容はあれの母親は二条家からきていて、天皇家のは血が近いとか話していた。私は玄関の戸を開けて中に入ろうか迷っていた。その家の主人は殿下こんなあばら屋にお越しになって・・・とか恐縮して話していたが、その内静かになったので中に入ると、来客はもういなくなっていた。私は再度吃驚したが、家の主人と玄関の敷居に座って話を始めた。あの人は貴方を良く知っているといっていたが、貴方は知らないか。名前を言ったが私には全然判らなかった。続いて主人は貴方の周りに皇族がいるとあの人が言っているが、貴方は知らないかと私に聞くので、全然判らず何の話をしているのか、判らずじまいであった。
その後その家の長男が私を連れ出し、山階鳥類研究所を知らないか言うので、全然記憶になく、知らないと答えると、来客人は山階鳥類研究所の所長で山階さんだというのである。あんな有名な人を知らないのかと私に言ったのである。そして二人は蕎麦屋に入った。もう昼頃の時間帯だったのであろう。彼は入り口の方を向いて座ったので、私は当然彼の前に座った。ところが彼は自分の横に座るようにいううので、仕方無しにかれの横に座ったのである。
何だか男同士並んで座るのが可笑しなものだが、下宿屋の長男だから文句も言えない感じで言われるまま横に座った。
この場所だとい蕎麦屋の入り口の方を向いているので、入ってくる人が直ぐ判るのである。その時一人の女性が入ってきて、私達の斜め前に少し離れて座った。その女性は私が何度会っている女性だった。
私が大学の図書館で会った時は洋装姿であった。
この様な洋装の人には滅多に今までお目に掛かって事はなかった。
この下宿屋の長男とバトミントンを家の前でしている時、今度は和服姿で私に道案内を聞いた人である。私はなんと美しいひとだろうかと驚嘆をしたのを覚えている。
又私が留守の時昔の知り合いだと訪ねて来た人であった。
私は何か不思議な思いがしたが、下宿屋の長男と蕎麦を食っているので、何か話をする事も出来ず、蕎麦やを出た。
その間彼は一言も喋らなかった。私の反応を伺っていたのである。
山階宮は鳥類研究で有名であるが、私は当時はなにも思い出せなかったのである。私の父は広島の浅野殿様と懇意だったらしく、弁谷家にいる時、皆が話しているをの聞いていたがその時は全然思い出せなかったのである。
浅野侯爵家と山階宮家とは縁戚関係で親しかったらしい。私の父もそうゆう関係で懇意にしていたものであろう。又私の母の父は二条家から来ており、その関係で二条家の分家から、二条知子さんが、父の母の養女となっていた。之までも話したように、私の脳は写真のように脳室の周りが真っ白で、神経細胞の再生が出来ない状態になっていた。また頭蓋骨の頭頂骨が損傷を受け、思考機能が破壊されていたからである。
又弁谷家では私が絶対に昔をことを思い出せないことを知っており、わざと私と母を合わせてそれを証明させていたのである。弁谷ハシは私の頭脳を破壊したから絶対に昔を思い出せない自信があったのである。
私の母が親子を名乗らせて欲しいと申し出たので、監視つきで私と母を会わせたのである。これでは母と子を名乗らせる事は無理である、私達は親子として仲良くしている、その中を裂かないで欲しいと、周りにみせつけたのである。一方で私の脳を破壊したのを知らん顔をしながらである。なんと残酷な人間達であろうか!
本来なら過去を話し、お前は預かっていたのだとハシがまず先に説明があってしかるべきところである。これが本来人間としての道である。
このMRIの写真は脳室の周りが真っ白で、両端の脳室から白い固まりが広がっている。これは先の頭蓋骨を強打された際、出血した血液が脳室にたまり、脳室の血管が詰まって血液の流れが止まり、神経細胞が死んだのである。
脳室の下方両端が白く広がっているのは、出血の量が多大でその痕跡を残している。これは頭蓋骨の出血が今も17歳の時から流れ続けていることを考えれば
判るであろう。
私と母の別れの言葉
http://blog.so-net.ne.jp/hakuun_r/2006-03-13