本日、法政大Gにてオープン戦最後の試合 法政国士舘の一戦が行われた。
法政は1年生が主体で迎え撃った。
試合に先立ち、今日試合に出る選手を除くABクラスらしきメンバーが、FW、BKに別れて練習をしていた。
特に先週帝京FWに完敗した法政FW。立て直すべく、コーチ、山森主将、栗林副将が必死に鼓舞し、選手達も大粒の汗を流してスクラム練習をしていた。まだ時間はある。頑張ってほしい。
また怪我で帝京戦も出ていなかった竹下選手であるが、本人曰く、
「まだ痛みがあるが、夏合宿には大丈夫」ということだ。
竹下選手 礼儀正しく非常にいい人だ
まずは安心だ。
さて、国士舘戦であるが、
国士舘スタッフより頂いたメンバー表によると、相手は2部とはいえ、
予想通り上級生主体【4年2名 3年生4名 2年生8名(内外人1名) 1年生1名】
で挑んできた。負けるとは思わないが、1年生だけでどの位できるか興味があった。
スタメンは以下のとおり
1.山上 雄大(日川)
2.武田 尚仁(仙台育英)
3.宇佐美元太〈春日丘)
4.石川浩一郎(城東)
5.水本 裕也(東福岡)
6.鈴木勇太郎(法政高)
7.堀 大志(天理高校)
8.新谷 勇太〈日川)
9.大江海太郎〈国学院栃木)
10.加藤 俊介〈東福岡)
11.山本慎二郎(大阪桐蔭)
12.森谷 直貴〈正智深谷)
13.川原田 徹〈東福岡)
14.伊藤 了亮(法政)
15.山口 勇輝(長崎北)
4LOは小山選手の予定だったようだが、怪我なのか、急遽2年の石川選手に
代わっていた。
またリザーブには高校JAPANの石澤選手がついに入った。
その他今日出ていないが、中村選手は元気そうだったし、猪村選手も歩様を見たが、
それ程悪くなさそう。夏合宿途中には間に合うように見える。
そして結果は以下のとおり。
(結果)
法政 国士舘
前半 42 0
後半 14 12
合計 56 12
トライ
前半:新谷(加藤G)⇒山本(加藤G)⇒新谷(加藤G)⇒石川(加藤G)⇒山口(加藤G)⇒山口(加藤G)
後半:鈴木(智)(加藤G)⇒加藤(加藤G)
法政圧勝
国士舘が弱過ぎるのか? それもあるが、法政1年生 強いと思う。
中央戦といい、国士舘戦といい、上級生相手にあっぱれじゃ
見ていて楽しい
勿論 これから体作りだし、まだまだ全ての面で粗削りであるが、
だからこそ期待できるのである。
試合開始前、1年生で円陣。石澤選手も入り気合が入る
(円陣)
序盤から法政はFWで得点を重ねる。
スクラム・モールで押し捲った。
スクラムは山上選手が1番(日川)に入り頑張っていた。通常1番の水本選手はLOで先発。いいタックルを決めて攻守で活躍した。
(スクラムで圧倒)
そして開始10分経っていただろうか? 相手G前にて相手ボールのスクラムを
押し捲り、期待の新谷選手がとって先制トライ。今日はNO.8と慣れないポジションかもしれないが、攻守に活躍していた。後半はLOに戻る。
(新谷選手 なだれ込んでトライ:ちょっとズレてしまった)
新谷選手は、この後も同様の展開で計2トライの活躍だ
またこの試合通してラインアウトは安定していた。
(ラインアウト)
そしてモールも機能的だった
(モールからこの後石川選手がトライを決める)
FWばかりでなく、BKも頑張った。
先制トライのあと、すぐにCTB森谷選手の素晴らしい突破からWTB山本選手につないで
トライと突き放す。
また前半終了間際の山口選手の畳み掛けの連続トライは見事だった。
(山口選手の素晴らしい突破によるトライ 山口選手も2トライの活躍)
また中央との1年生戦(実際中央は上級生が多い)の時にも思ったが、SH大江選手の
球捌きはかなりいい。今後本村選手や中村選手のライバルになって来ると思う
そして、このクラスでは、ひと際目立つのがSO加藤選手。
今日も、変幻自在ぶりを発揮。相手を惑わすパスやパスと見せかけての突破と相変わらず素晴らしい。彼のプレイに歓声が沸く。
そして今日ゴールは全て蹴ったが、8本蹴って全て成功(決して楽の位置ばかりではない)。こちらもお見事
(加藤選手のGキック)
そしてディフェンスでも、法政G前に国士舘勢が再三迫るも、懸命のディフェンスと、加藤選手の正確なキックで陣地を戻し、前半完封したのは見事だった。
(懸命のディフェンス。よくタックルしていた。 上級生も見習ってほしいのう)
そして良く走れていた
そして後半。
メンバーをかえたり、大差がついたこともあり、やや流した感じだった。
それとも2トライ返した国士舘が奮起したと言うべきか?
後半は、モールから後半出場の鈴木(智)選手がトライをあげるも
法政のミスもあり、大量得点とはいかなかった。
後半 ウォーターブレイク中に、ついに期待の新人石澤選手が怪我から復帰しデビューした。
(石澤選手)
怪我からこれまで単独での練習を続けてきたせいか、当然ながら本調子ではないが、
遅れた分 早く取り戻して欲しい。
特にスクラムは練習出来なかったこともあり、対応できておらず今後の課題であろうが、
今日は復帰したことをまず良としたい。
(スクラムを組む石澤選手)
ただ、自分の思うプレーができずイライラしてたのか?、またはスクラム中に何かあったのか?、それとも審判の誤審なのか分からないが、シンビン退場となってしまった。
こちらからは、石澤選手が上から殴ったようにも見えたが、よく分からない。
しかし、せっかくの復帰試合も僅か10分で終わってしまった。
これは頂けない。
確か今年の花園(東京vs東海大仰星)でも見た光景だ。彼自身 苦い経験として忘れられないであろう。
1人の退場が、味方を大いに不利にさせることは間違いない。
だからこの苦いデビュー戦を今後必ず生かして欲しい。
法政FWを担っていく人材なので、精神的な成長を求めたい。
これまで同級生の活躍をみて辛かったと思う。
焦らず、次に巻き返せ 石澤選手。
そして後半は数少なかったが、締めとなる見せ場はやはり加藤選手。
今度はパスではなく、チャンスと見るや自ら突破。相手をあっさり振り切り、
楽々のトライ。
(加藤選手トライ)
彼は魅せるのう・・・
あとは体さえ出来れば、ディフェンス面でも大丈夫だろう。
秋に向けて体作りに期待したい。
後半、ややもたついたものの、TOTALでみれば圧勝だった。
1年生がオープン戦を見事に締めてくれた。
国士舘が不甲斐ないのもあるが、法政1年生は、よく頑張ったと思う。
このまま驕ることなく精進すれば、将来日本一が狙える。
頑張れ 1年生。
そして、巻き返せ法政
法政は1年生が主体で迎え撃った。
試合に先立ち、今日試合に出る選手を除くABクラスらしきメンバーが、FW、BKに別れて練習をしていた。
特に先週帝京FWに完敗した法政FW。立て直すべく、コーチ、山森主将、栗林副将が必死に鼓舞し、選手達も大粒の汗を流してスクラム練習をしていた。まだ時間はある。頑張ってほしい。
また怪我で帝京戦も出ていなかった竹下選手であるが、本人曰く、
「まだ痛みがあるが、夏合宿には大丈夫」ということだ。
竹下選手 礼儀正しく非常にいい人だ
まずは安心だ。
さて、国士舘戦であるが、
国士舘スタッフより頂いたメンバー表によると、相手は2部とはいえ、
予想通り上級生主体【4年2名 3年生4名 2年生8名(内外人1名) 1年生1名】
で挑んできた。負けるとは思わないが、1年生だけでどの位できるか興味があった。
スタメンは以下のとおり
1.山上 雄大(日川)
2.武田 尚仁(仙台育英)
3.宇佐美元太〈春日丘)
4.石川浩一郎(城東)
5.水本 裕也(東福岡)
6.鈴木勇太郎(法政高)
7.堀 大志(天理高校)
8.新谷 勇太〈日川)
9.大江海太郎〈国学院栃木)
10.加藤 俊介〈東福岡)
11.山本慎二郎(大阪桐蔭)
12.森谷 直貴〈正智深谷)
13.川原田 徹〈東福岡)
14.伊藤 了亮(法政)
15.山口 勇輝(長崎北)
4LOは小山選手の予定だったようだが、怪我なのか、急遽2年の石川選手に
代わっていた。
またリザーブには高校JAPANの石澤選手がついに入った。
その他今日出ていないが、中村選手は元気そうだったし、猪村選手も歩様を見たが、
それ程悪くなさそう。夏合宿途中には間に合うように見える。
そして結果は以下のとおり。
(結果)
法政 国士舘
前半 42 0
後半 14 12
合計 56 12
トライ
前半:新谷(加藤G)⇒山本(加藤G)⇒新谷(加藤G)⇒石川(加藤G)⇒山口(加藤G)⇒山口(加藤G)
後半:鈴木(智)(加藤G)⇒加藤(加藤G)
法政圧勝
国士舘が弱過ぎるのか? それもあるが、法政1年生 強いと思う。
中央戦といい、国士舘戦といい、上級生相手にあっぱれじゃ
見ていて楽しい
勿論 これから体作りだし、まだまだ全ての面で粗削りであるが、
だからこそ期待できるのである。
試合開始前、1年生で円陣。石澤選手も入り気合が入る
(円陣)
序盤から法政はFWで得点を重ねる。
スクラム・モールで押し捲った。
スクラムは山上選手が1番(日川)に入り頑張っていた。通常1番の水本選手はLOで先発。いいタックルを決めて攻守で活躍した。
(スクラムで圧倒)
そして開始10分経っていただろうか? 相手G前にて相手ボールのスクラムを
押し捲り、期待の新谷選手がとって先制トライ。今日はNO.8と慣れないポジションかもしれないが、攻守に活躍していた。後半はLOに戻る。
(新谷選手 なだれ込んでトライ:ちょっとズレてしまった)
新谷選手は、この後も同様の展開で計2トライの活躍だ
またこの試合通してラインアウトは安定していた。
(ラインアウト)
そしてモールも機能的だった
(モールからこの後石川選手がトライを決める)
FWばかりでなく、BKも頑張った。
先制トライのあと、すぐにCTB森谷選手の素晴らしい突破からWTB山本選手につないで
トライと突き放す。
また前半終了間際の山口選手の畳み掛けの連続トライは見事だった。
(山口選手の素晴らしい突破によるトライ 山口選手も2トライの活躍)
また中央との1年生戦(実際中央は上級生が多い)の時にも思ったが、SH大江選手の
球捌きはかなりいい。今後本村選手や中村選手のライバルになって来ると思う
そして、このクラスでは、ひと際目立つのがSO加藤選手。
今日も、変幻自在ぶりを発揮。相手を惑わすパスやパスと見せかけての突破と相変わらず素晴らしい。彼のプレイに歓声が沸く。
そして今日ゴールは全て蹴ったが、8本蹴って全て成功(決して楽の位置ばかりではない)。こちらもお見事
(加藤選手のGキック)
そしてディフェンスでも、法政G前に国士舘勢が再三迫るも、懸命のディフェンスと、加藤選手の正確なキックで陣地を戻し、前半完封したのは見事だった。
(懸命のディフェンス。よくタックルしていた。 上級生も見習ってほしいのう)
そして良く走れていた
そして後半。
メンバーをかえたり、大差がついたこともあり、やや流した感じだった。
それとも2トライ返した国士舘が奮起したと言うべきか?
後半は、モールから後半出場の鈴木(智)選手がトライをあげるも
法政のミスもあり、大量得点とはいかなかった。
後半 ウォーターブレイク中に、ついに期待の新人石澤選手が怪我から復帰しデビューした。
(石澤選手)
怪我からこれまで単独での練習を続けてきたせいか、当然ながら本調子ではないが、
遅れた分 早く取り戻して欲しい。
特にスクラムは練習出来なかったこともあり、対応できておらず今後の課題であろうが、
今日は復帰したことをまず良としたい。
(スクラムを組む石澤選手)
ただ、自分の思うプレーができずイライラしてたのか?、またはスクラム中に何かあったのか?、それとも審判の誤審なのか分からないが、シンビン退場となってしまった。
こちらからは、石澤選手が上から殴ったようにも見えたが、よく分からない。
しかし、せっかくの復帰試合も僅か10分で終わってしまった。
これは頂けない。
確か今年の花園(東京vs東海大仰星)でも見た光景だ。彼自身 苦い経験として忘れられないであろう。
1人の退場が、味方を大いに不利にさせることは間違いない。
だからこの苦いデビュー戦を今後必ず生かして欲しい。
法政FWを担っていく人材なので、精神的な成長を求めたい。
これまで同級生の活躍をみて辛かったと思う。
焦らず、次に巻き返せ 石澤選手。
そして後半は数少なかったが、締めとなる見せ場はやはり加藤選手。
今度はパスではなく、チャンスと見るや自ら突破。相手をあっさり振り切り、
楽々のトライ。
(加藤選手トライ)
彼は魅せるのう・・・
あとは体さえ出来れば、ディフェンス面でも大丈夫だろう。
秋に向けて体作りに期待したい。
後半、ややもたついたものの、TOTALでみれば圧勝だった。
1年生がオープン戦を見事に締めてくれた。
国士舘が不甲斐ないのもあるが、法政1年生は、よく頑張ったと思う。
このまま驕ることなく精進すれば、将来日本一が狙える。
頑張れ 1年生。
そして、巻き返せ法政